港区の戸板女子短大生が語る、Z世代の飲食店選びの新常識
Retty株式会社が行った調査により、港区の戸板女子短期大学に在籍する学生たちの飲食店選びに関する意識が明らかになりました。最近のグルメトレンドや食の体験を重視するZ世代の視点から、彼女たちの飲食店選びの新たな基準が形成されていることが分かります。
Z世代が求める飲食店の姿
参加したのは、戸板女子短期大学の1年生、すなわち18歳から19歳の若者たちです。彼女たちは、SNSの普及に伴い、直感的に「食べたい!」と思うメニューを追求しています。例えば、InstagramやTikTokで目にした写真や動画を参考にして、特に携帯デバイスで視覚的に訴求されるものが好まれる傾向にあります。
従来のようにエリアや価格、業態で比較検討するのではなく、直感的な基準によって店舗を選ぶ彼女たちの行動様式は、時代の流れを反映した新たな特徴です。
「映え」を超える「世界観」
インタビューでは、若年層が重視する要素は「映え」だけではないことが明らかになりました。彼女たちにとって「映えるかどうか」は前提であり、その上で自分自身の「世界観」と合致するような映え方が求められています。
たとえば、「おしゃれなカフェ」というジャンルでも、雰囲気や内装が特徴的であることが求められ、自分の好みに合った「映えるおしゃれ」にたどり着くのが難しいと感じています。このような状況から生まれる「検索疲れ」が増えていると言えるでしょう。
彼女たちは、具体的なキーワードを用いて店舗を探し、内装や雰囲気を確認します。例えば「大理石」「無機質」「淡色」など、独自の視点から選定基準を設けています。
バイイングでの特別な体験
また、飲食店に訪れる目的として最も多かったのは友人や「推し」のバースデーの祝い事でした。そのため、ケーキやメッセージ入りのデザートを用意してくれるお店が好まれます。特別な体験を求める彼女たちは、日常使いよりも少し予算を上げてでも、記憶に残る時間を過ごそうとしています。
飲食店選びのニーズの細分化
この調査から分かるように、飲食店選びはもはやカテゴリに留まらない時代になりました。細かな要望や個々のスタイルを重視し、飲食店を単なるハードではなく、より個別化された「ライフスタイルのシーン」として捉えています。Z世代の登場によって新たな飲食文化が生まれていることを強く実感します。
Rettyはこのニーズに応えるため、新機能「聞けるグルメ」を導入しました。フリーワードを用いてユーザーに最適な店舗候補を提案し、より直感的な体験を提供することを目指しています。
教育機関と企業の新たな関係
戸板女子短期大学は、実践型教育に力を入れています。学生たちは企業と連携し、リアルな課題に挑戦しながら成長を遂げています。彼女たちが持つZ世代ならではの視点や感性は,企業にとっても貴重な新たな価値創出の機会となっています。
今後も、Z世代がどのように飲食店を選び、どのような価値を求めていくのか、ますます注目が集まります。