invox発行請求書に新機能登場
株式会社invox(東京都新宿区)が提供する「invox発行請求書」に、待望の認証コード機能が追加されました。この機能により、請求書のダウンロード時に認証コードを設定できるようになり、セキュリティ面での大幅な強化が図られています。この新しい機能は、取引先が請求書を受け取る際の負担を軽減しつつ、誤送信に伴う情報漏洩リスクを抑えることを目的としています。
なぜ認証コード機能を導入したのか?
the invox発行請求書は、これまで請求書送信時にパスワードの設定を推奨してきませんでした。その理由は、受取側にとっての手間や確認作業が業務効率を低下させるからです。また、政府の方針としてPPAP(パスワード付きZIPファイルのメール送付)が非推奨となる中、セキュリティと利便性の両立が求められています。しかし、実際には社外へ請求書を送る際にパスワード設定を義務付ける企業が多く、これがシステム導入の障壁となることもしばしばありました。
こうした背景を受けて、invoxではユーザーの意見を反映し、受取側の負担を軽減しながらも、発行側のセキュリティ要件に柔軟に対応できる機能の導入が必要であると判断しました。こうして誕生したのが、請求書送付時に認証コードを要求する新機能です。
認証コード機能の詳細
invox発行請求書では、請求書の送付方法をメール(添付ファイルまたはダウンロードリンク)、郵送、FAXといったさまざまなオプションから選ぶことができます。今回のアップデートで、メール(ダウンロードリンク)での送付時に認証コードによるアクセス制限を導入しました。これにより、受取側はメールアドレスを入力して「送信する」をクリックするだけで、発行元の取引先情報と照合が行われ、指定されたメールアドレスに認証コードが届きます。このシステムでは、受取側が個別にパスワードを管理する必要がなくなるため、業務が一層スムーズに進行します。
受取側の操作性
受取側は、認証コードを用いることで請求書を手軽にダウンロードできるようになるため、業務の効率化に大きく貢献します。また、invox発行請求書では、送信側の設定に従って受取側が請求書の受け取り方やメールアドレスを変更することも可能です。これによって、受取側の利便性も向上します。
今後の展望
invoxは、請求書発行システムのさらなる機能強化に取り組む姿勢を示しています。今後も発行側と受取側、双方の業務効率化につながる新機能の開発が期待されます。私たちの目標は、請求書の発行のみならず、見積書や納品書、支払通知書なども含めた多様な書類を自由に発行できるシステムの整備です。
企業の理念と社会貢献
株式会社invoxは、事業を通じて明るい未来を作ることを目指しています。具体的には、時間的価値を増やし、持続可能な社会の実現を促進するため、環境負荷の軽減や子どもたちの支援など様々な活動を行っています。
請求書の1件ごとに1円の寄付が行われ、子どもに関する課題解決に取り組むNPOへ寄付される仕組みも構築されています。
私たちの取り組みにより、生産性を高めるだけでなく、社会全体に価値を提供し続ける姿勢が伝わると良いですね。詳細は公式ウェブサイトでご確認ください。
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