ぎふコーラ始動
2020-10-12 12:00:15
岐阜県の伝統を受け継ぐクラフトコーラ『ぎふコーラ』が始動!
最近、多様化する食文化の中で、健康志向の高まりに伴い、クラフトドリンクの人気が急上昇しています。その一環として、岐阜県は独自のプロジェクトを立ち上げます。名付けて『ぎふコーラ』。これは、岐阜県の豊かな文化と歴史を活かし、地元産の食材を用いた新たなクラフトコーラの誕生を目指すものです。特に耳寄りなのは、第一弾として選ばれたのが、揖斐川町の旧春日村に存在する数百年の歴史を持つ薬草です。
岐阜県揖斐川町旧春日村は、織田信長の時代に薬草園が開かれ、今では280種類の薬草が存続しています。地域住民は、代々この薬草を煎じて飲むことで健康を保ってきました。この文化を大切にし、薬草を使った新たな商品へと進化させる試みが、現代においても行われているのです。特に伊吹山は、地域にとって「母なる山」として崇められ、自然の恵みが濃縮された土地といえるでしょう。
このプロジェクトでは、よもぎ、かきどおし、どくだみ、ヤブニッケイといった薬草を用い、後味すっきりの無添加クラフトコーラを製造します。一般的には「苦くて飲みにくい」という先入観がある薬草ですが、実際にはその効能に対する期待感や健康イメージは非常にポジティブです。このイメージを最大限に活用し、薬草とコーラを掛け合わせることで新たな魅力を引き出すことに挑戦しています。
プロジェクトは、クラウドファンディングを通じてリリースされ、購入は予約販売方式です。200mlと720mlの原液タイプに加え、薬草茶とのセット商品や、他地域のクラフトコーラも用意されています。クラウドファンディングは2020年10月19日に始まり、11月29日に終了。2021年1月から製造がスタートし、同年3月にリターン品が発送されます。
この活動は、忘れ去られつつある薬草文化を再認識し、地域の活性化にも貢献するでしょう。昔からの知恵を現代のライフスタイルに合った形で提供することで、皆が新しい価値観を見つけられるきっかけとなることが期待されています。私たちはこのプロジェクトを通じて、故郷に対する思いを再確認することができ、離れていても故郷に役立つ形で貢献できることを感じています。
岐阜県の薬草文化と新しい飲み物としての『ぎふコーラ』、是非皆様もこの機会に触れてみてください。私たちの活動を応援していただけると幸いです。
会社情報
- 会社名
-
to U
- 住所
- 岐阜県岐阜市長住町4-7岐阜横丁ビル1階
- 電話番号
-