地域防災の新たなステップ 損保ジャパン、スズキ、SOMPOケアが連携した実証イベント
近年、日本各地で自然災害が激化しています。特に高齢者や移動に不安を抱える方々にとって、安全な避難は喫緊の課題です。このような背景のもと、損害保険ジャパン、スズキ、そしてSOMPOケアの三社は、2026年5月26日に地域防災の実証イベントを開催しました。この取り組みは、「誰一人取り残さない」という理念のもと、地域住民や消防団の協力を得て実現されました。
イベントの背景と目的
昨今、自然災害が頻発する中、安全な避難行動を促進することの重要性は増しています。特に支援が必要な高齢者や障害者などを含むコミュニティ全体で、避難行動の実践が求められています。損保ジャパンとスズキは、「流域治水オフィシャルサポーター」として地域防災への連携を強化してきました。具体的には、地域住民との結びつきを重視するSOMPOケアと共に、実効性のある避難訓練を実施しました。このプロジェクトは、損保ジャパンが推進する「HIKESHI DNA 2030 Project」の一環として位置付けられています。
実施イベントの概要
この防災イベントは、札幌市のSOMPOケアが運営するグループホームで開催されました。地域住民や消防団が参加し、多様なアクティビティを通じて避難行動を実践しました。
- - 日時: 2026年5月26日
- - 場所: SOMPOケア そんぽの家GH札幌青葉
- - 主催: 損害保険ジャパン、スズキ、SOMPOケア、青葉13町内会
1. 「逃げ地図」の作成による避難経路の確認
参加者は、損保ジャパンが提供する「逃げ地図」を使って、避難場所までの経路と所要時間を明確にしました。この活動を通じて、安全な避難方法を確かめる重要な機会が提供されました。この「逃げ地図」は、直感的に危険な場所を理解できるように配慮された手作りの地図です。
2. 避難体験の実施
スズキが提供するハンドル形電動車いす「セニアカー」や電動アシスト歩行器「RT.3」を使用し、実際の避難経路を移動する体験も実施されました。この体験は、将来の災害時に向けての貴重な実践となりました。
3. 振り返りと意見交流
避難訓練の後、地域住民、企業および消防団が集まり、訓練の成果と課題を共有しました。これにより、今後の連携についての意見交換を行い、地域としての防災意識を高めることができました。
実施体制や役割
主な役割
- - 損保ジャパン: 避難地図の提供及び全体の企画・推進
- - スズキ: 避難移動手段の提供
- - SOMPOケア: イベントの企画・運営
- - 青葉13町内会: 地域住民との連携
- - 札幌市厚別消防団: 専門的な助言と協力
今後の展望
このイベントの成果を踏まえ、さらなる連携を模索していく三社。全国の他地域にも「誰一人取り残さない」防災の仕組みを広めることを目指し、持続可能で強靭な社会の実現に向けて邁進します。地域防災の重要性を再確認させられる取り組みであり、継続的な努力を重ねていくことが求められます。