中学生が手がけた新ご当地グルメ「泉佐野ギョーザ」が万博出店！

新たなご当地グルメ「泉佐野ギョーザ」の誕生を祝して

2025年9月13日（土）から15日（月・祝）の期間、いよいよ大阪・関西万博が開催されます。このイベントの一環として、特定非営利活動法人キリンこども応援団が運営する子ども食堂「キリンの家」は、中学生が自らの手で開発した新たなご当地グルメ「泉佐野ギョーザ」を出店します。この餃子は、泉佐野市の魅力を示し、地域への訪問者を増やすことを目指して作られました。

中学生の自主的な挑戦

泉佐野市にある「キリンの家」では、中学生が自主的に様々な活動に参加できる体験事業が行われています。2023年度より、子どもたちは新しいご当地グルメの開発に取り組み始めました。彼らの目標は、泉佐野市を訪れる人々に知ってもらい、地域の特産品として認知される「泉佐野ギョーザ」を作り出すことです。

開発の背景と徹底したこだわり

泉佐野市は、観光やビジネスの拠点として注目されていますが、多くの人が通過点と見なしているという課題があります。子どもたちはこの問題に目を向け、地域を訪れる人々に本格的なグルメを通じて泉佐野の魅力を伝えたいと考え、「泉佐野ギョーザ」の開発を決定しました。彼らは、計14種類の餃子を試食しながら、具材の比率や調理法を厳密に分析。隠し味に味噌を使用したり、生の玉ねぎを炒めたものを使うなど、独自のレシピを確立しました。

万博での出店と活動紹介

万博では、「泉佐野ギョーザ」がたべなはれゾーンで提供される予定で、6個入り550円で1,000食の販売を計画しています。また、9月15日には大阪ヘルスケアパビリオンで行われる「OSAKAから地域共生の未来をつくるプロジェクト」にて、子どもたちがスピーチを行い、これまでの活動について紹介します。彼らは万博出店を通して、より多くの人々に自分たちの活動を知ってもらうチャンスを得ています。