新駅設置プロジェクト
2025-04-10 17:03:20

阪急神戸線新駅設置プロジェクト、2031年に開業目指す

阪急神戸線新駅設置プロジェクトの詳細



阪急電鉄株式会社、西宮市、尼崎市の三者によって進められている新駅設置計画が、いよいよ具現化し始めています。この計画は、阪急神戸線の武庫之荘駅と西宮北口駅の間に位置する新駅を2031年度末に開業することを目指しており、地域住民の利便性向上が期待されています。

プロジェクトの背景


この新駅設置プロジェクトが始まったのは、公共交通の利便性を向上させ、地域の発展を図るためです。2022年11月には、特別な基本合意書が三者で締結され、事業計画の検討や関係者との協議が進められてきました。その結果、基本協定書が締結され、これを基に具体的な設計へと進むことになったのです。

新駅の概要


新駅の設置場所は武庫川橋梁上で、武庫之荘駅から約1.6km、そして西宮北口駅から約1.7kmの位置に位置します。駅は上下線各ホームが2面あり、8両編成に対応した設計が施されます。駅には西宮市側と尼崎市側に改札口が設けられ、その他にも駅舎の施設や設備が整えられる予定です。

整備費と負担


この新駅設置にかかる整備費用は約86億円と見積もられており、西宮市、尼崎市、阪急電鉄がそれぞれ1/3を負担する形になります。両市の負担分については、国庫補助を活用する計画も立てられています。

今後のスケジュール


今後のスケジュールとしては、2025年度から詳細な設計に着手し、鉄道事業法に基づく事業基本計画の変更や鉄道施設の変更に関する手続きを進めます。そして、2026年度からは新駅の設置工事が本格的に始まる予定です。このプロジェクトが進むことで、新たな公共交通の拠点として地域の発展に寄与することが期待されています。

地域への影響


新駅の設置は、通勤や通学の利便性を向上させるだけでなく、地域経済の活性化にもつながると考えられています。周辺地区のまちづくりや公共交通ネットワークの整備も重要なテーマとして捉えられています。この新しい交通インフラにより、地域間のアクセスが格段に向上し、多くの市民にとって便利な移動手段となることは間違いありません。地域にとっても大きな変革の一歩と言えるでしょう。

この新駅設置プロジェクトは、交通インフラの整備にとどまらず、地域全体の活性化につながる重要な施策です。今後の進展から目が離せません。


画像1

会社情報

会社名
阪急電鉄株式会社
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。