映画『まる』のティーチインイベントが、2024年10月24日(木)にデジタルハリウッド大学大学院で開催されます。本イベントでは、映画監督の荻上直子氏が登壇し、落合賢准教授がモデレーターを務める形で進行されます。これまでの数々の作品で評価されてきた荻上氏が、最新作『まる』について語ります。この映画は、堂本剛が27年ぶりに単独主演を果たしたもので、監督・脚本も荻上氏が担当。映画は現代アートをテーマにしており、主人公が自らの人生を見つめ直す姿を描いています。
ティーチインイベントは、19時30分から21時までの約1時間半を予定しており、会場参加者80名、オンライン参画500名を受け付けています。荻上氏は、映画からいくつかのクリップを上映し、それに続いてトークセッションが行われます。特に、制作の裏話や映画に込めた思い、心に残るシーンについて深く語られる予定です。参加者は、視聴者からの質問に直接答えてもらえる貴重な機会もあります。
『まる』は緻密に編まれたストーリーと荻上氏特有の独特な世界観が魅力です。主人公は美大卒だが、アートで生計を立てられずにいる男。事故に見舞われたことをきっかけに、自身が描いた○(まる)がSNSで話題になり、一躍有名になってしまうという奇想天外な展開が待ち受けます。この物語は、ひょんなことから日常に訪れる変化や葛藤を描写し、観客に深い印象を与えることでしょう。
イベント参加者は、荻上氏の温かくも繊細な人間観察力を体感し、映画制作に関する貴重な知見を得られる機会となっています。特に、映画『まる』が持つメッセージや荻上氏の視点に触れることで、映画の魅力をより一層理解することができるでしょう。
参加は無料で、事前申し込みが必須です。イベントへのご参加を希望される方は、公式リンクからお申し込みください。この映画のファンだけでなく、映画制作に興味がある方もぜひとも参加し、新たな視点を持帰っていただければと思います。荻上監督がどのように映像作品を創り出しているのか、そのプロセスを間近で見られる貴重なチャンスです。