浜松駅の新空間
2020-07-22 11:40:41
浜松駅北口の地下広場が新たな「Green Park」に生まれ変わるチャンス
浜松駅北口に新たな癒しのスポット登場
浜松市のJR浜松駅北口地下広場が、2020年7月8日から1年間の社会実験として新たなプロジェクトの舞台となります。名付けて「Green Park」。このプロジェクトでは、約450㎡の地下空間に人工芝が敷かれ、地元の名木である天竜材を活用したベンチが設置されます。この新しい空間は、浜松市の玄関口として市民や観光客に親しまれることを目指しています。
プロジェクトの趣旨
「Green Park」は市民や観光客が気軽に集える場所として機能するよう、周囲の景観を刷新します。人工芝と木の温もりあふれるベンチが調和し、水と緑のコントラストが美しく映える空間が生まれます。このようにイメージを一新することで、日常の利用に加えて、イベントや露店の開催を通じてまちなかの活性化を図る狙いがあります。
実施の背景
このプロジェクトは、Re-Public浜松協議会が中心となり進められています。この団体は浜松市が主催した全国初の『リノベーションスクール企業版』に参加した企業で構成されており、まちなかの賑わいや公共空間の活用を促進するために結成されました。各企業が力を合わせ、浜松市内の公共空間をより良く活用できるような空間作りを目指しています。
参加企業の紹介
協議会には、浜松を拠点にさまざまな分野で活動している企業が参加しています。例えば、株式会社アライブは、不動産管理やリノベーションを専門とし、地域の住環境をサポート。有限会社入政建築は、木の家づくりに専念しており、心地よい空間を提供しています。そして株式会社365LIFEでは、不動産に関する情報を発信し、地域のライフスタイルを充実させるサービスを運営しています。また、株式会社トットメイトは、子育て支援を通じた地域貢献に力を入れており、保育サービスを展開。最後に、株式会社フジイチは、天竜材を使った高品質なものづくりに取り組んでいます。これらの企業がパートナーシップを組むことで、地域の活性化や新しい空間の創造を実現しています。
イベントの開催
「Green Park」のオープンを記念し、2020年8月1日には第一弾イベント「Greenマルシェ」が開催されます。このイベントは、浜松市旭町のMARU-ISHI CAFE、ダイニング&カフェのパセレッティ、および365BASE outdoor hostelの出店によって、飲食や物販を楽しむことができます。今後もRe-Public浜松協議会が主体となり、さまざまなイベントが計画されており、そのすべてが浜松市の魅力を引き出すことに繋がっています。
まとめ
この「Green Park」の試みは、ただの公共空間のリノベーションにとどまらず、地域の活性化や市民同士の交流を促進する重要な試金石となることでしょう。浜松市に訪れる人々にとって、新たな評価と楽しみを与えるこのプロジェクトの今後に期待が寄せられています。水と緑に囲まれた新たな空間での体験を通じて、市民がより密接に地域とつながっていけることを望みます。
会社情報
- 会社名
-
Re-Public浜松協議会
- 住所
- 静岡県浜松市中区曳馬2-1-25
- 電話番号
-
053-411-6008