赤穂化成の池上良成社長が旭日単光章を受賞！地域活性化への貢献が評価

赤穂化成株式会社の池上良成社長が旭日単光章を受章

2023年5月28日、水曜日、赤穂化成株式会社の代表取締役社長である池上良成氏が旭日単光章を受章しました。これは令和7年の春の叙勲においての栄誉であり、同社の取り組む食塩製造や無機化学工業に関する業績が高く評価された結果と言えます。

春秋叙勲について

春秋叙勲は、毎年春と秋に実施されるもので、国家や公共に対して顕著な功績のある方に授与される勲章です。今回、池上氏の受章は主に以下の功績によるものです：

1. ミネラルの啓蒙活動
2. 海洋深層水の健康への効果の解明
3. 地域特産品である塩を活用した地域活性化

これらの活動が、赤穂化成株式会社の企業理念と一致する形で評価され、氏の受章となりました。

受章者のコメント

受章に際し、池上社長は「旭日単光章を受章することができ、大変光栄である。これも従業員や関係者の支えあってこそ実現した結果であり、感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べました。加えて、塩業界の現状や今までの取り組みについても触れ、特に塩田廃止からの歴史や、にがり入りの天塩を業界に認めさせるまでの道のりについても振り返りました。

塩業界は、塩田廃止後50年の年を迎え、その間に多くの変化がありました。池上氏は「50年前に塩の復活を目指して活動し、塩ブームやにがりブーム、海洋深層水の普及に貢献してきた」と話します。彼のリーダーシップのもと、会社は新たな文化の創造にもチャレンジしています。

赤穂化成株式会社とその歴史

赤穂化成株式会社は、兵庫県赤穂市に本社を構え、主に食塩や無機化学製品の製造を行っています。池上社長は、1979年に同社に入社し、1999年には社長に就任しました。その後も多くの講演や地域貢献活動を通じて、地域社会とのつながりを深めてきました。

池上氏は、今後も「小さくとも光り続ける企業」を目指し続けるとし、「新しい海洋文化の創造にチャレンジし、社会に貢献できるよう努力していきたい」と力強い言葉を発表しました。現在、赤穂化成は設立から400年に向けての新たな一歩を踏み出しています。