女性キャリア支援
2026-08-28 11:22:08

企業連携による女性キャリア開発支援「クロスメンタリング」の取り組み

企業連携による女性キャリア開発支援「クロスメンタリング」の取り組み



女性のキャリア形成を促進するために、アデコ株式会社、イオン株式会社、オリックス生命保険株式会社など10社が参加する「クロスメンタリング」が実施されています。このプログラムは、企業を超えた支援体制であり、女性のメンターとメンティーが相互に学び合い、成長することを目指しています。

クロスメンタリングの特徴


「クロスメンタリング」とは、異なる企業に所属する女性社員がそれぞれメンター(指導者)とメンティー(指導を受ける人)としてペアを組み、キャリアに関するアドバイスや情報交換を行う取り組みです。特に、企業内の枠を超えることで新しい視点や発見が得られることが大きな特徴です。このプログラムは、参加者に対して個別のメンタリングを提供するだけでなく、他社同士の交流を通じて多様なロールモデルに触れる機会も用意されています。

参加者からは、「社外の人と話すことで自分の意見を素直に話せた」「リーダーとしての自信がついた」「他社の育成プログラムから多くのことを学んだ」といったポジティブなフィードバックが寄せられています。これにより、参加者の自己成長を促進し、企業間の連携も深まるという相乗効果が期待されています。

取り組みの背景


日本政府は、「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023」を発表し、2025年までに女性役員の比率を17.7%から30%に引き上げることを目指しています。しかし、現状では目標達成には依然として課題があります。そのため、女性リーダーの育成には企業間の協力が必要であり、クロスメンタリングのような取り組みが重要なステップとなっています。

経済産業省の調査でも、女性リーダー育成における課題が明らかにされており、メンター制度の拡充が求められています。クロスメンタリング参加企業各社は、過去の経験から得られた知見を元に、2023年度からさらに規模を拡大し、10社体制での実施に向けて準備を進めています。

実施目的と概要


このプログラムの目的は、まず参加者のキャリア開発を支援することです。各企業から選出されたメンターは部長以上の女性、メンティーは課長職の女性が対象となり、相互の成長を目指します。また、この関係性を通じて、ネットワーク形成や社内外でのフィードバックを受けられる機会を増やし、ジェンダー平等の社会的促進に寄与する意図があります。

具体的には、約7ヶ月にわたり3回の対面メンタリングと中間共有会を実施する予定で、多様な学びの機会も提供されます。このプログラムの開始にあたっては、7月にキックオフミーティングが実施され、参加者同士で将来のキャリアやリーダーシップに関するディスカッションが行われました。

各社の期待


参加企業はそれぞれ異なる業界のリーダーを招き、対話を通じて新たな視点を得ることを重視しています。アデコの鶴見さんは、「女性の活躍をサポートし、社会全体のインクルーシブな職場環境を作ることが私たちの使命」と述べ、イオンの岡田さんも、「相互理解を通じて次世代リーダーの育成を進めていく」と期待を寄せています。

このような企業間の協力によるクロスメンタリングは、未来のリーダーを育成する上での重要な手段となりつつあります。日本社会全体のジェンダー平等を促進するためにも、継続的な取り組みが欠かせません。参加者たちがプログラムを通じて得られる知識や経験が、各自のキャリアのみならず、所属する企業やその先に広がる社会全体にポジティブな影響を与えることが期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
TOPPANホールディングス株式会社
住所
東京都文京区水道1-3-3
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。