女子中高生向けのSTEMイベント「Girls Meet STEM」の開催
2025年9月20日、東京・日本橋にあるX NIHONBASHIで、株式会社ispaceが主催する「Girls Meet STEM」が開催されました。このイベントは、女子中高生がSTEM(科学・技術・工学・数学)分野で活躍する女性たちとの交流を通じて、自分の未来や進路について考える機会を提供することを目的としています。特に、宇宙分野でのロールモデルを目指すきっかけとなるよう、ispaceの宇宙エンジニアと直接触れ合うことができる内容が盛りだくさんでした。
参加者は、120名以上の応募から抽選で選ばれた30名の女子中高生とその保護者でした。イベントの目玉であるワークショップでは、月面資源開発に取り組むispaceならではの特別な体験が用意され、緊張していた参加者も次第にリラックスして楽しむ様子が見られました。
ワークショップの内容
参加者は、6つのグループに分かれ、月面探査に関する3つのアクティビティに取り組みました。
1. 月面の着陸地点を探す
このアクティビティでは、月面の地図を講義し、最適な着陸地点を選定するというものでした。参加者は「静寂の海」と呼ばれるエリアの地形情報を解析し、科学的に興味深い特徴を持つ場所を探し出しました。グループで一緒に考え、発表した結果、ルナ・サイエンティストから「全員合格です!」との温かい拍手が送られました。
2. 月着陸船の設計と組立
次に、参加者はランダーの設計から製造までのプロセスを学び、実際に3Dプリントされた部品を使ってランダーを組み立てました。各パートの役割を理解する中で、エンジニアたちとの連携を通じてチームワークの大切さも実感していました。
3. 管制室での運用シミュレーション
最後に、ミッションコントロールセンターでの実際のオペレーションを体験しました。各参加者は興味のあるシステムを選び、異常を発見し解決策を模索するという緊張感のある体験をしました。この経験を通じて、宇宙ミッションのリアルな運用にチャレンジしたことで、参加者の士気は非常に高まりました。
参加者からのフィードバック
イベントに参加した女子中高生たちは、楽しさや興味を以て宇宙探査を学べたことを高く評し、中には「エンジニアの方々がとても親切で、こんな会社で働いてみたい」との声もありました。また、保護者たちも子供の成長を感じ、期待以上の素晴らしい経験になったことを喜んでいました。
ispaceはこのイベントを通じて、より多くの女子学生が宇宙分野でのキャリアを前向きに考えるきっかけを提供できたことを誇りに思っており、今後も持続可能な世界の実現に向けて活動を続けていくとのことです。2009年に設立されたispaceは、宇宙ビジネスの最前線で地球と月のエコシステムを築くことを目指しており、月面資源開発を進める中で、多くのロールモデルとなる女性エンジニアが育つことを期待しています。
会社情報
株式会社ispaceは、東京、ルクセンブルク、アメリカに拠点を置き、宇宙商業化に向けたサービスを提供しています。月面探査や宇宙関連の技術開発に積極的に取り組んでおり、その未来に向けたビジョンを掲げています。