中央開発の人事制度
2025-07-18 09:50:58

中央開発株式会社、2025年から新ジョブ型人事制度を導入へ

中央開発株式会社、ジョブ型人事制度の導入



中央開発株式会社は、2025年に新しい人事制度を導入することを発表しました。この制度は「Holistic Talent Engagement Job Role Based Human Resource System」、略してHERBと名付けられ、職務の役割に基づいた新しい人事管理システムです。具体的には、職群を3つの区分、つまりビジネスプロフェッショナル(BP)職、マネジメントエンジニア(ME)職、アソシエイト(A)職に分け、特にBP職とME職にジョブ型制度が導入されます。

公平で公正な人事制度の追求



今回の変更により、中央開発は従業員全員に対して明確な役職の給与テーブルや昇晋・降格の基準を公開します。これにより、社員はその制度の透明性を感じ、公平感を得やすくなります。この姿勢は、今後の人事制度HERBにも継続されていくことが期待されています。導入予定日は段階的に行われ、2025年6月25日から施行されます。

制度改定の経緯



中央開発は、2012年から役割別等級制度を運用してきましたが、社会情勢の変化に応じてその改定が必要とされてきました。このため、企業のビジョンや業務戦略に合致した新たな制度の構築を目指して改定を決定しました。HERBでは、従来の制度とは違い、個々のスキルや業務に対する成果がダイレクトに名目化されることから、社員にとって一層の能力向上が期待されます。

新制度の特徴



新たに導入されるHERBでは、正社員の等級を3つの区分に分けることで、幅広いキャリアパスを実現します。具体的には、BP職とME職には職務記述書に基づく詳細な管理方法が導入され、業務の難易度や責任度、革新性などの要素を評価基準として設定します。また、A職については、従来の一般職の役割を引き継ぎつつ、求められる成果とプロセスによって業務評価手法を導入します。

制度改定のポイント



2025年度と2026年度にはそれぞれ改定項目が設けられ、段階的に制度が移行されます。2025年度の主な改定項目としては、A職における役割等級制度の維持と評価手法の導入があります。2026年度には、BP職とME職が役割等級制度から職務等級制度へ変更され、役職者の名称も改定される予定です。

社員の声



社内では既に多くの声が寄せられています。一例として、本社技術職に勤務するO氏は、「管理職にジョブ型制度が導入され、仕事の定義が多様化しました。これからは評価基準が明確になり、職務の業績がより評価されるようになるので、良い制度に感じています。」と語っています。

会社の歴史と未来への展望



中央開発株式会社は1946年に設立され、地盤コンサルティングの分野で日本初の企業としてスタートしました。以来、国内外のインフラ整備において数々のプロジェクトに関与し、最近ではデジタルトランスフォーメーションを推進しています。地質調査業界におけるリーダーとしての役割を果たしながら、新しい技術を開発し続けています。

今後も中央開発の動向から目が離せません。詳しい情報は同社の公式ウェブサイトをぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
中央開発株式会社
住所
東京都新宿区西早稲田3-13-5中央開発ビル
電話番号
03-3208-3111

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