SHIZURUの挑戦
2022-02-18 11:00:30

インド市場に挑戦する「SHIZURU」日本茶の新たな展開

インド市場に挑戦する「SHIZURU」日本茶の新たな展開



近年、日本国内の日本茶の消費量は減少傾向にあります。急須でお茶を飲む機会が減り、ペットボトルのお茶が主流となる中、京都に本拠を置くEIJ株式会社は新たな挑戦を始めました。コロナ禍で健康志向が高まるインド市場に向けて、日本産緑茶「SHIZURU」を展開します。

日本茶の消費減少とインド市場の成長



日本国内では、人口減少や個食化の進行に伴い、日本茶の飲用機会が減少しています。茶葉を生産する農家も減少し、伝統的な日本茶文化が危機に瀕しています。一方、インドでは健康・ウェルネス市場が急成長しており、緑茶はその中で注目されている商品です。2018年にはこの市場が約1,247億36百万米ドルに達し、2027年までに約2,112億47百万米ドルに成長する見込みが立てられています。

このような背景の中、EIJは「インドと日本の架け橋になる」というビジョンを掲げ、日本の特産品をインド市場に届けることを目指しています。「SHIZURU」はこのビジョンの具体的な実施例であり、健康志向の高いインドの消費者に日本茶の魅力を伝えることが求められています。

「SHIZURU」の特徴と製品のこだわり



「SHIZURU」は静岡県掛川市で育てられた茶葉を使用しています。この地域特有の温暖な気候と適度な雨量、なだらかな地形が、豊かなカテキンと深い旨味を引き出しています。その茶葉は、窒素充填包装によって鮮度を保ち、インドの消費者に直接届けられます。日本が誇る包装技術の活用も、この商品の大きな特徴です。

代表の柴田洋佐の想い



EIJの代表取締役である柴田洋佐は、コロナ禍で激しい影響を受けた経験を持っています。しかし、この困難をきっかけに、国内の消費動向を深く理解することができました。日本の素晴らしい特産品が消費されずに廃れていく中、同時にインド市場でのニーズが高まっているという状況に気づいたのです。柴田は日本の茶文化をインドに広め、それを通じて日印双方の発展に寄与したいと考えています。

EIJ株式会社の取り組み



EIJ株式会社は、インドにおける事業支援を専門とし、日本の特産品の進出を手助けする企業です。その強固なネットワークを駆使して、商材に応じたパートナーの選定やマーケティング戦略の策定を行い、柔軟に支援サービスを提供しています。柴田は、インドでのビジネス経験を活かし、現地でのサポート体制も万全です。

まとめ



「SHIZURU」はただのお茶ではなく、日本の文化と風土を体現する製品です。インド市場における日本茶の新しい可能性を切り拓くために、EIJは今後も全力で取り組んでいくことでしょう。日本茶の魅力を伝え、日印の橋渡しをするこのプロジェクトに、さらなる注目が集まります。

会社情報

会社名
EIJ株式会社
住所
京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390番地2Questionビル内
電話番号

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