SANKEILOGI府中が「ZEB」認証を取得
株式会社サンケイビルは、東京都府中市にある「SANKEILOGI府中」において、建築物の省エネ性能を評価するBELS認証にてBEI=0.32を取得し、さらに屋上に設置した太陽光発電所によって創エネを実現し、2025年3月3日に「ZEB」認証を取得したことを発表しました。この「ZEB」認証の取得は、同社として初のものであり、サステナブルな建物の一環として大きな意味を持ちます。
「SANKEILOGI府中」の特長
本物件ではエネルギー消費量が68%削減されることが実証され、星の数で評価される★6つを獲得しています。最新の省エネ設備の導入により、屋上にはPPAモデルを採用した太陽光発電所が設置されています。この発電所は、1MW以上の太陽光パネルを使用し、自家消費分の電力を賄うキャパシティを有し、エネルギー収支ゼロを達成します。
発電所の稼働開始は2026年1月を予定しており、これにより形状的にも機能的にも持続可能性のある建物となります。このような取り組みは、企業としての責任を果たすものであり、持続可能な成長を追求する姿勢が明確に示されています。
ZEB認証の意義
「ZEB」とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略で、年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。人々が活動する中で完全にエネルギー消費をゼロにすることは難しいものの、省エネと創エネを両立させることで、実質的にエネルギー消費量をゼロにすることが可能となります。
この認証取得によって、SANKEILOGI府中は、快適な室内環境を提供しつつ環境への全体的な影響を最小限に抑える先進的な建物として位置づけられます。SDGs(持続可能な開発目標)の目標7に基づき、クリーンなエネルギーの生産に寄与し、社会全体の持続可能性を推進する重要なステップです。
物件進捗と未来への展望
SANKEILOGI府中は、2024年9月30日に竣工予定であり、その後2025年10月から12月にかけて、さらなる改修工事を行う予定です。これにより、最終的にはより効率的で快適な環境を提供できる施設へと進化します。
今後も株式会社サンケイビルは、環境保護や持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めて参ります。社内のエコ施策をさらに強化し、地域や社会に貢献する企業として成長を続ける所存です。
SANKEILOGI府中
- - 所在地: 東京都府中市武蔵台1-1-3
- - 交通: 中央自動車道「国立府中」ICから約3.6km、JR武蔵野線「北府中駅」から徒歩約10分
- - 改修工事予定: 2025年10月~12月