米国のペット用品メーカー、ラジオシステムズコーポレーションは、自社ブランドであるPetSafeの新製品として、合計20種類のペット用しつけ用品を発表しました。これらの製品は、2011年9月1日より日本市場に投入されます。今年のinterpets(インターペット)会場での初披露となり、日本市場特有のニーズを捉えた製品群が特徴です。
PetSafeの製品は、しつけや健康管理に特化したカテゴリに分かれています。具体的には、
- - しつけ用品
- - バークコントロール
- - ヘルス&ウェルネス
- - しつけおもちゃ
の4つの主要カテゴリーに分類されており、すべての製品はペットと飼い主が共に楽しく過ごせるためのサポートを意識して設計されています。
新製品群には、クリッカーやクリックスティックといったトレーニングツールが含まれています。これらの用品は、特に「ほめるしつけ」を強化するために開発されており、飼い主が愛犬の行動に対して迅速に反応できる工夫がされています。クリッカーは特定の行動に即時に音を発信し、飼い主が報酬を渡すことで、犬はその行動を長く記憶することが可能です。また、クリックスティックは片手で操作でき、指示棒とクリッカーを一体化しており、トレーニングがより簡便になります。
加えて、引っ張り癖に悩む飼い主のために、「イージーウォークハーネス」や「イージーウォークヘッドカラー」という新しいハーネスと首輪も登場します。これらの製品は、犬が無意識に前に進むのを防ぐ設計となっており、飼い主と愛犬の関係をより良くするための一助となるでしょう。
さらに、ペットの健康を考慮した「ヘルシーペットウォーターステーション」は、水を自動的に補充し、清潔に保てるよう設計されています。専用の活性炭フィルターにより、美味しい水を提供できる点も魅力です。また、訪れるペットに安心感を与えるための「カーミングキャップ」や、遊びながら健康を促進するおもちゃ類も新たにラインナップに加わります。
ブラッド・バンダービーン副社長は、日本への進出がPetSafeの成長に重要な要素であると語り、新製品が日本市場で好評を得ることを期待しています。今回の発表は、PetSafeが提供する商品の多様性と理念を反映した成果であり、今後も新しい商品を次々に投入していく予定です。
ラジオシステムズコーポレーションは、1991年に創業され、ペット用品専業のメーカーとして数々の実績を重ねています。この新製品の発表により、ペットとオーナーの関係を今まで以上に深めるための三拍子揃った商品群が揃ったと言えるでしょう。犬や猫のトレーニングにおける必要性を理解し、国や地域の特性に寄り添った商品開発を進める姿勢は、PetSafeの理念の表れでもあります。
以上のように、PetSafeの新製品は、ペットのしつけを楽しみながら行うだけでなく、健康管理や遊びの要素も取り入れることで、飼い主とペットの生活をより充実したものにすることを目指しています。今後の製品展開にも期待が寄せられています。