ブルックリン・ブルワリーが日本産ホップを使った新商品を発表

世界のクラフトビールが日本のホップを使用

米国の有名なクラフトビールメーカー、ブルックリン・ブルワリーが、日本産のホップ「ソラチエース」を使用した新商品「ブルックリンソラチエース FILTERED｜酵母ろ過」を発表しました。このビールは、2024年10月1日から全国で数量限定で販売されます。

ソラチエースの魅力

「ソラチエース」とは、1984年にサッポロビールが北海道の空知郡を基に品種化したホップです。その後アメリカに渡り、ヒノキやレモングラスを想わせるユニークな香りで人気を博しました。このホップは、2008年にブルックリン・ブルワリーがアメリカ市場で商品化し、2019年に日本でも「ブルックリンソラチエース」として発売されました。

このホップは外国で先に広まり、後に日本でもその特性が高く評価されています。特に「ソラチエース」由来の香りは、柑橘やハーブのような爽やかさを持ち、料理との相性も良いとされています。

新しい製造工程

今回の「ブルックリンソラチエース FILTERED」は、従来の製法に酵母をろ過する手間を加えた製品です。これによりこだわりの味わいが引き出され、すっきりとした飲み口に仕上がっています。従来のビールと比べても、よりほんのりとした明るい余韻を楽しめます。

このビールはその特性から、特に魚介料理やスパイシーな食事との相性が抜群です。たとえば、タイ料理やカレーとの組み合わせはおすすめです。