HR TRADEで進化する人材移籍
2021-02-01 12:00:05
人材移籍プラットフォーム「HR TRADE」が新たなキャリアの選択肢を提供
人材移籍プラットフォーム「HR TRADE」の登場
近年、企業が採用した新卒社員が3年以内に離職する割合は30%を超えていることがわかっています。この離職の背景には、社員がより良いキャリアを求めている現状があります。しかし、企業としては採用にかかるコストが年々上昇しており、離職によるコストも無視できません。このような課題を乗り越えるために、新たな人材の移籍サービス「HR TRADE」が登場しました。
HR TRADEのコンセプト
「HR TRADE」は企業間で人材を移籍させる新しい選択肢を提案します。移籍が成功すれば、在籍企業は移籍金を得ることができ、社員のキャリアアップを支援するだけではなく、企業にとっても利益をもたらす仕組みです。このサービスは、社員がオープンにキャリアを考えられる環境を提供し、企業と社員の双方にメリットをもたらすものです。
どのように機能するのか
「HR TRADE」の仕組みは次のように構成されています。
1. 導入企業の匿名情報掲載: 導入企業は、自社社員の情報を匿名で掲載します。
2. 人材検索とオファー: 人材を求める企業が、必要な人材を検索してオファーをかけます。
3. 情報の交換と条件の交渉: 企業間で人材情報や待遇についての情報交換を行います。
4. 面談と合意形成: 企業Bと人材間での面談を行い、採用の合意が形成されます。
5. 移籍金の支払い: 移籍先企業は、設定された移籍金を支払うことで移籍が成立します。
サービスの特長
新たなキャリアアップの選択肢
社員が市場価値に合った報酬や環境を求めても、必ずしも自社で実現できるわけではありません。この新しい「移籍」という考え方により、社員が新たな可能性を見つけやすくなります。
リファレンスチェック機能
掲載される人材情報は、企業によって確認され、推奨状が添付されるため、候補者の能力や特性を正確に把握できます。これにより、企業は採用のミスマッチを回避しやすくなります。
成果報酬型の料金体系
「HR TRADE」は、移籍が成立するまでは無料で利用可能です。移籍が成功した際に、採用企業は移籍元に設定された移籍金からシステム利用料を支払います。
プロフィフティーンの理念
HR TRADEの開発を手がける株式会社プロフィフティーンは、代表の兼田が、大企業へ転職を目指すエンジニアの姿を見てきた経験から生まれました。彼は多くの中小企業が抱える人材の採用と離職のリスクを理解し、2020年に自らの開発力を生かして「HR TRADE」を設立。2021年3月のサービス開始に向けて準備を進めています。
まとめ
新たな人材移籍プラットフォーム「HR TRADE」は、企業と社員の両方に利益をもたらす革新的なサービスです。市場のニーズに応える形で、企業間の人材移籍を実現し、キャリアアップの新たな道を切り拓くことに貢献していくでしょう。これからの展開に注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社プロフィフティーン
- 住所
- 東京都目黒区大橋2-23-21樹琳館308号室
- 電話番号
-
050-3649-5192