HADACA肌鹿の魅力
2023-02-03 11:57:43

札幌発の新ブランド「HADACA 肌鹿」で北海道の魅力を見つけよう

北海道札幌市に新たに登場したブランド「HADACA 肌鹿」は、エゾシカの革の特性を最大限に活かすことをコンセプトにしています。このブランドは、エゾシカの革を通じて、個々の個性やストーリーを感じることができる商品を提供しています。ブランド名の「HADACA」は、肌と鹿の合成語であり、エゾシカの革が持つ自然な特性をそのまま尊重したいという思いが込められています。

「HADACA」の背後には、株式会社24Kの代表取締役でエゾシカ革アルチザンデザイナーである高瀬季里子がいます。彼女は2008年から「24KIRICO」としてエゾシカ革を活かしたバッグや小物を制作しており、地域の特産品としてのエゾシカ革の有効利用を追求してきました。エゾシカによる農林業への影響が問題視される中、このブランドはその革を製品としての美しさに生まれ変わらせる方策を模索しています。

共有する思いの中で、同じく札幌在住のフォトグラファー佐々木育弥とのコラボレーションが生まれました。彼らは2022年に新ブランド「HADACA」を立ち上げ、自然と人が共生する革製品の魅力を広めようとしています。エゾシカの皮には、オス同士の争いや自然界での過酷な環境からくる傷があり、これらをただのスレ傷として捉えるのではなく、個性として尊重し、製品に活かそうという姿勢は新鮮です。

ファッション業界では、一般的に傷のない革が高く評価されますが、「HADACA」はこの流れに逆行し、自然のままの状態を生かすことの美しさと意義を伝えようとしています。実際、ユーザーが手に取ることでそれぞれの傷が物語となり、魅力的な個性を生み出します。また、このブランドは環境に配慮しながらも、自分らしさを大切にしたいかたに新しい提案を行っています。

新ブランドのローンチを記念して、2023年2月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「第95回東京インターナショナル・ギフト・ショー」にて展示される予定です。ブース名は「24K/HADACA」であり、来場者にはエゾシカの革の端材を使ったノベルティの配布も予定されています。このイベントでは「HADACA」ブランドの実物も目にすることができ、革の温かみを実感できるチャンスです。

高瀬季里子のプロフィールにも触れたくなります。彼女は武蔵野美術大学でデザインを学び、2008年からエゾシカ革の製品を手掛けるなど、クリエイティブなキャリアを歩んできました。その一環で、彼女の作品は札幌スタイル認証製品にも選ばれるなど、地域の素材を生かす取り組みを続けています。

また、フォトグラファーの佐々木育弥は、独自の視点で人とのつながりを視覚的に表現しており、様々なメディアで活動しています。彼の写真作品は、北海道の魅力を広めると共に、個々の思い出やストーリーも捉えています。「HADACA 肌鹿」は、ただの製品ではなく、そこに込められたストーリーや背景にも注目しています。

これからも「HADACA 肌鹿」の取り組みに是非注目してください。これまでとは異なるアプローチでエゾシカ革を楽しむ機会を提供し、自分自身を表現する手段として、多くの人々に愛されていくことでしょう。

製品やブランドに関するお問い合わせは、株式会社24Kまでご連絡ください。公式ウェブサイトやInstagramでも最新情報が発信されています。持続可能なファッションを考える上でも「HADACA」ブランドの今後に期待が高まります。

会社情報

会社名
株式会社24K
住所
北海道札幌市中央区大通西18丁目1-40-307
電話番号
011-577-8104

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