GeNiEとリクルートMUFGによる新しいローンサービス
2025年夏、GeNiE株式会社(東京都中央区)と株式会社リクルートMUFGビジネス(東京都港区)が提携し、個人向けの新たなローンサービス「エアウォレットクイックローン」を提供開始する。両社は、この提携により、ユーザーが日常的な資金ニーズをスムーズにサポートすることを目指す。
業務提携の背景と概要
GeNiEは、消費者金融業界で確固たる地位を築いているアコム株式会社の子会社であり、特にエンベデッド・ファイナンス(組込型金融)の推進に注力している。エンベデッド・ファイナンスとは、企業が自社のサービスに金融機能を組み込む仕組みを指し、ユーザーにとって利便性が高いのが特徴だ。今回の提携では、GeNiEの「マネーのランプ」というサービスがRMBの提供する「エアウォレット」に統合される。
「エアウォレット」は、送金や支払いを簡単に行えるアプリであり、このアプリを活用して新しいローンサービスが展開される。GeNiEのレンディング機能が追加されることで、ユーザーはより気軽に資金を調達できるようになる。
エアウォレットクイックローンの3つの特長
1. 最短5分での借り入れ
「エアウォレットクイックローン」では、本人確認が不要で、借入希望金額とログインパスワードの入力のみで最短5分で借り入れが可能となる。これにより、急な資金需要にも迅速に対応できる仕組みが整えられている。
2. 安心・安全な利用体験
不正利用対策やセキュリティが強化されているため、ユーザーは安心してサービスを利用することができる。また、リクルートの他のサービスとの連携により、キャンペーンも適時実施され、お得に利用する機会も増える。
3. 計画的な返済サポート
「エアウォレット」アプリのマイページ機能により、借り入れ状況や返済計画を迅速に確認できる。さらには自動引き落としやプッシュ通知でのリマインド機能も搭載され、ユーザーが計画的に返済を行えるようサポートする。
今後の展望
GeNiEは、ユーザーに選択肢を提供し続けることで、資金調達の安心感と便利さを向上させていくことを目指す。リクルートとの連携を通じて、多くの人々の資金ニーズに応え、将来の投資につながる機会を広げることが期待されている。
特に、アルバイトの給与やシフト管理ができる「シフトボード」との協働を通じて、利用者が働いた分を確認しながら計画的に借り入れられる環境を整えることが検討されている。これにより、返済能力を超える借り入れを未然に防ぎつつ、多様な資金ニーズに応えることが可能になるだろう。
まとめ
GeNiEとリクルートMUFGの提携により、個人向けの金融サービスは新たな一歩を踏み出した。2025年夏に提供開始予定の「エアウォレットクイックローン」は、ユーザーにとって利便性が高く、安心して利用できるサービスとして期待されている。これからの動向に注目が集まる。
【会社情報】
- - 会社名:GeNiE株式会社
- - 代表者:齊藤 雄一郎
- - 所在地:東京都中央区八丁堀四丁目3番5号京橋宝町PREX
- - 設立日:2022年4月1日
- - 公式サイト:GeNiE公式サイト