阪神・淡路大震災からまもなく30年を迎える2024年12月10日、株式会社ブルボンは、神戸学院大学と兵庫県との産学官連携により、特別なグミ「しゃりもにグミ想いをつなぐシトラスミックス味」を発売します。
このグミは、レモン、ライム、ゆずの果汁を組み合わせた爽やかな味わいが特徴です。オレンジ色のグミに、しゃりっとしたパウダーの酸味が加わり、柑橘の清涼感を存分に楽しめます。
開発には神戸学院大学の学生が積極的に参加し、パッケージのデザインにも彼らの意見が反映されています。パッケージには、震災を風化させないメッセージが8パターン掲載され、裏面には兵庫県が公開している震災30年特設ホームページへのアクセスコードが記載されています。
「何気ない日々は当たり前ではない」というメッセージを通じて、震災の記憶を次世代へ継承し、日々の大切さを改めて感じてもらいたいという願いが込められています。
神戸学院大学は、1966年の設立以来、「真理愛好・個性尊重」を建学の精神に掲げ、地域社会に貢献してきました。阪神・淡路大震災を経験した大学として、2006年に「防災・社会貢献ユニット」を設立し、防災や社会貢献に関する研究活動に取り組んでいます。2014年には、兵庫県内初の防災専門学科である「現代社会学部社会防災学科」を開設し、研究と教育を通じて地域社会の防災力向上に貢献しています。
ブルボンは、1924年の創業以来、菓子・飲料・食品の開発・製造・販売を通じて、人々の豊かな生活に貢献してきました。1995年の阪神・淡路大震災発生時には、ストックしていたミネラルウォーターを救援物資として提供しました。
今回の「しゃりもにグミ想いをつなぐシトラスミックス味」は、ブルボンと神戸学院大学、そして兵庫県が力を合わせ、震災の記憶を未来へと繋ぐための取り組みです。