新日本科学PPDの新体制
2015-11-09 21:00:10
新しいリーダーシップ体制で臨床開発事業を強化する新日本科学PPD
新日本科学PPDが新たな一歩を踏み出す
2015年11月9日、株式会社新日本科学が、Pharmaceutical Product Development, LLCとの合弁会社、新日本科学PPDのジェネラルマネージャーに栗岡康雅氏を任命したとの発表がありました。この任命は、特に日本における臨床開発事業の拡大を目的としており、栗岡氏のリーダーシップに期待が寄せられています。
新日本科学PPDの会長兼CEO、ポール・コルビン氏は、栗岡氏の業界経験と専門知識に期待を寄せます。日本市場におけるニーズに応えるため、彼の持つ広範囲なリソースを活かし、革新的な事業戦略を展開する方針です。新日本科学の代表取締役社長、永田良一氏も、栗岡氏の任用が新たなビジネスチャンスを生むとの期待を述べており、これは事業運営の強化にも繋がるでしょう。
栗岡氏は、医薬品業界で20年以上にわたる経験を有しており、特に臨床研究やプロジェクトマネージメントの分野での実績があります。日本イーライリリーや日本チバガイギーなどの企業で重要な職務を歴任し、最近では大手グローバルCROでのシニアディレクターとして責任を果たしていました。広島大学で農学士号、農学修士号を取得していることからも、その知識と実績が伺えます。
新日本科学PPDは、臨床試験に関する包括的なサービスを展開しており、プロジェクトマネージメントやデータマネージメント、ファーマコビジランスなど多岐にわたります。東京や大阪、鹿児島に拠点を持つ約400名のスタッフが、PPDのグローバルな臨床試験経験と新日本科学の20年にわたる経験を融合させることで、日本の臨床開発事業をさらなる高みへと引き上げていくことが期待されています。
新日本科学PPDの強み
新日本科学PPDは、日本の大手CROとして、多様な顧客企業のビジネス機会をサポートするユニークなポジショニングをとっています。新たに迎え入れた栗岡氏の専門知識と経験は、顧客ニーズに対応するための重要な資産となるでしょう。この取り組みを通じて、新日本科学PPDは市場における競争力を高め、顧客企業に対して価値を提供することを目指しています。
さらにPPDは、世界において4,500人以上の専門スタッフを保有し、医療機器メーカーや大学など多様な顧客と連携しています。これにより、新日本科学PPDは国際的な視野に立ちながら、日本市場に特化したサービスを展開し、顧客からの信頼を得るための体制を整えています。
結論
新日本科学PPDにおける栗岡康雅氏の任命は、臨床開発事業の更なる成長を促す重要なステップです。その専門知識や経験を活かし、新たな戦略の実行を通じて、日本市場への注力を強めることで、業界のリーダーシップを確立していくでしょう。今後の動向に注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社新日本科学PPD
- 住所
- 東京都中央区明石町8-1聖路加タワー12階
- 電話番号
-
03-5565-6162