#国際協力銀行 #日本貿易保険 #船舶JOLCO

画期的な船舶リースファンド案件の発表

最近、国際協力銀行（JBIC）と日本貿易保険（NEXI）が参加する初の船舶リースファンド案件が発表されました。この案件では、国内の造船所で建造される4隻のコンテナ船を対象にしており、特に環境負荷の低減を意識した設計がなされています。

環境に優しいコンテナ船

本案件のコンテナ船は、優れた環境性能を備えており、国土交通省から「先進船舶導入等計画認定制度」に基づく認定を受けています。これは、政府が環境保護の観点から評価した結果、特定の先進的な環境配慮型の船舶に与えられる重要な認定です。さらに、同省が推進する「外航船舶確保等計画認定制度」にも認定されており、国内船主による船舶の保有を促進することが目的です。

このような認定を受けていることにより、案件の取得初年度には特別償却制度が適用され、償却率の上乗せが認められることになります。これにより、投資家にとってより魅力的な投資対象となることでしょう。

JBICとNEXIの初参加

JBICとNEXIが初めて参加する今回の船舶JOLCO案件は、国内造船業の競争力を強化するために設計された支援スキームを利用しています。このプロジェクトの成功は、今後の国内造船業界全体の活性化に寄与することが期待されています。

2025年の船舶引き渡し

対象となるコンテナ船は、2025年10月より順次引き渡される予定です。リースファンド事業は対象船舶の引き渡しと同時に開始されますが、2025年9月期の業績予想には影響を与えないという見込みがされています。

企業のビジョン

私たちの企業は、「金融で未来を拓く」という理念のもと、引き続き世界的な脱炭素社会への貢献や国内造船業の国際競争力の強化に向けた取り組みを進めていきます。挑戦するお客さまに寄り添いながら、強く豊かな社会の創造に努めてまいります。

このリースファンド案件が、今後の船舶業界における持続可能な成長の一助となることを期待しています。

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