株式会社デリバリーコンサルティング新体制発表
株式会社デリバリーコンサルティングは、2024年10月29日付けで経営体制の変更を行うことを発表しました。新たなリーダーシップの下、企業の成長をさらに加速させる意図を持ったこの動きは、データドリブンカンパニーへの変革をサポートする同社にとって重要なステップと言えるでしょう。
経営体制の変更
今回の変更では、創業者である阪口琢夫が代表取締役CEOを退任し、代表取締役会長に就任します。一方、新たに内藤秀治郎が取締役CEOに就任します。阪口氏はこれまで、同社の成長をリードしてきた立役者であり、その経験と知見を生かし、会長として企業の舵取りを続けます。
内藤氏は、多岐にわたる実績を持ち、特にコンサルティング業界での経験を活かし、今後のデリバリーコンサルティングの方向性をリードしていきます。内藤氏は、「阪口氏が築き上げてきた素晴らしいだた誉を大切にしながら、新しい挑戦に果敢に取り組んでいく」としています。
新CEOのリーダーシップとビジョン
内藤氏は、自身の新たな役割に期待を寄せており、変化の激しい現代を見据えた経営を行う意向を示しています。彼は、デリバリーコンサルティングを新たなステージに進化させるため、競争力を強化し、イノベーションを促進することで、持続可能な成長を実現し、利害関係者の期待に応えていくことを誓っています。
内藤氏のこれまでのキャリアも注目されます。彼は1994年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社し、シンプロメンテの社長を歴任するなど、多くの経験を積んできました。この豊富なバックグラウンドが、今後のデリバリーコンサルティングにどのような影響を与えるかが期待されます。
デリバリーコンサルティングの成り立ち
デリバリーコンサルティングは2003年に設立され、企業のデータリテラシー向上をサポートし、データドリブンなビジネスの実現を目指しています。システム開発からITコンサルティングまで幅広いサービスを提供し、高い評価を受けています。2016年には独立系テクノロジーコンサルティングカンパニーとして商号を変更、2021年には東京証券取引所に上場し、さらなる発展を図っています。
経営理念「The PLEDGE」
デリバリーコンサルティングは「日本のITサービスを変える」ことを掲げ、企業のビジネスモデル変革や新サービス開発をサポートするビジネスパートナーとしての役割を果たしています。また、時代に応じたIT人材の育成にも力を入れ、デジタル時代に必要なスキルを兼ね備えたプロフェッショナルを育成しています。
おわりに
このように、デリバリーコンサルティングは新たな経営体制の下で、さらなる成長を目指しています。今後もデータドリブンな企業として、持続可能な成長を追求し続けることでしょう。新体制の発表が、同社にとってもクライアントにとっても、新しい価値を生み出す第一歩となることを期待しています。