次世代考査管理SaaS「ユニチェック」の導入背景
中京テレビ放送株式会社(以下、中京テレビ)は、2026年7月より株式会社ユニゾンシステムズの次世代考査管理SaaS「ユニチェック」を導入することが決定しました。この新しいシステムは、広告企業のCM素材が法令や放送基準に適合しているかを確認する考査業務を、デジタル化し効率化することを目的としたものです。最近では、アドリーチマックス(AdRM)やテレビCM考査センターの設立により、広告の展開が迅速に進む一方で、考査業務には属人化や情報の分散、処理速度の不足といった課題が浮上しています。
中京テレビでは以前からユニゾンシステムズの考査システムを利用していましたが、AdRMの導入も視野に入れたシステムの見直しを行っていました。新たにSaaS形式で提供されたユニチェックは、カスタマイズ性と将来の外部システムとの連携の容易さを持ち合わせており、導入を決定しました。
ユニチェックの主な特長
「ユニチェック」には、以下のような特長があります。
1.
2パターンのシステム選択: ユニチェックは、導入時にカスタマイズ性に優れた「専用版」とシンプルな運用が可能な「共用版」を選べます。この選択肢により、中京テレビは自社の業務フローに最適な形態を選ぶことができました。
2.
外部システムとの連携: ユニチェックはAdRMおよびテレビCM考査センターの考査システム「ICCOU」と連携可能です。これにより、考査業務が一元管理でき、SaaSなので連携先が増えてもシステム改修の手間がありません。
3.
直感的なユーザーインターフェース: ユーザーは案件の進捗や判定結果を一目で把握できる画面設計になっています。チャット形式での操作が可能なため、依頼から受領までをスムーズに行えます。また、映像のキャプチャやアノテーション機能を利用して、修正が必要な箇所を具体的に示せる点も便利です。
中京テレビの担当者の期待
中京テレビの担当者は、従来のユニゾンシステムズの考査システムを利用し続けながら、AdRMの導入に向けたシステム見直しを進めた結果、ユニチェックの導入を決定しました。当社の業務フローにフィットする柔軟なカスタマイズができること、そして将来的な連携拡大にも対応可能なSaaSである点を高く評価しています。将来的には地上波CMの価値向上に寄与する考査業務のインフラとして期待されています。
今後の展望
ユニゾンシステムズは、ユニチェックの提供に加え、「ICCOU」システムの開発支援など、放送業界全体のインフラ整備に尽力しています。既に複数の放送局から導入に関する問い合わせがあり、今後もテクノロジーの力を借りて放送業界全体を支える企業として、ユニチェックの全国的な展開を目指していく考えです。
参考リンク
そして、ユニゾンシステムズは創業35周年を迎えるITベンダーとして、これまで放送局に特化したシステム開発を行ってきました。一般企業における映像ビジネスの機会が増えている中、放送局のノウハウを活かしたシステム提供を開始。今後もポテンシャルの高い映像利活用を提案していくことでしょう。