JICDAQが賛同者ロゴの提供を開始
一般社団法人デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)は、その理念に賛同し登録する企業や行政機関向けに、新たに賛同者ロゴの提供を開始しました。このロゴは、デジタル広告の掲載品質に対する意識を示すものと位置づけられており、登録者が自らの取り組みを対外的にアピールするための重要なツールとされています。
賛同者ロゴの目的
賛同者ロゴは、広告主企業や行政機関、さらには広告取引に関与しない制作会社や調査会社など、幅広い分野の事業者がデジタル広告業界の健全化と発展を支援する意図を表すものです。この活動に賛同する企業や機関は、認証制度を通じて品質と信頼性を高め、デジタル広告市場全体の発展に貢献することを目指しています。現在、JICDAQには以下の賛同者が登録されています。
- - 広告主企業: 157社が「登録アドバタイザー」として参加中
- - 行政機関: 2つの自治体が「サポート官公庁」として認定
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- - 制作会社など: 5社が「賛助登録事業者」として応援しています
これにより、デジタル広告市場における企業や行政の取り組みが科学的にサポートされ、より信頼のおける情報発信が可能になると期待されています。
JICDAQの認証の意義
JICDAQはただ賛同者ロゴを提供するだけではなく、デジタル広告業界の健全化とアドベリフィケーションの普及に向けて、広告関連事業者の業務プロセスを評価し、適切な広告取引を行っている企業を認証しています。特に、無効トラフィックの除外やブランドセーフティの確保といった領域での認証を行っており、2025年4月1日の時点で177事業者(376認証)が公式に認定されています。
このように、JICDAQはデジタル広告の出稿を行っている広告主に対しても、その理念に賛同するよう推奨しており、適切な取引先“JICDAQ品質認証事業者”を選ぶことで、業界の透明性を確保する取り組みを強化しています。
未来への展望
今後、JICDAQはデジタル広告業界の発展と市場の健全化を使命として掲げ、より多くの広告主企業や行政機関、関連事業者と連携を深めていく方針です。この流れにより、安全で透明性の高いデジタル広告環境を実現することが期待されています。賛同者ロゴは、その第一歩となる重要な施策として、多くの企業の取り組みを支え、新たな広告の形を切り開くことでしょう。
このように、JICDAQの取り組みは広告主や事業者にとって有益な道を拓くものとなります。デジタル広告業界がより信頼性の高い透明な市場へと進化する中で、JICDAQの活動は今後も加速していくでしょう。