セキュアの新投資先
2025-09-12 17:05:39

セキュア、初のサイバーセキュリティファンド投資先を発表

セキュア、サイバーセキュリティファンドの初出資先を発表



株式会社セキュアが、日本サイバーセキュリティファンド(NCSF)の第一号投資先企業として、従業員向けセキュリティ教育クラウドサービス「セキュリオ」を提供するLRM株式会社を選定したことが明らかになりました。この選定は、情報セキュリティのリテラシー向上に向けた重要な一歩とされ、今後のサイバーセキュリティの強化が期待されています。

セキュリティ教育の市場の背景



サイバー攻撃の多くは、人為的なミスによって引き起こされることが報告されています。IPAが毎年発表する情報セキュリティの10大脅威においても、これが常に上位にランクインしていることから、従業員向けのセキュリティ教育の需要は日に日に高まる一方です。2024年度にはこの分野の市場規模が100億円を超えると予想され、企業規模を問わず教育を実施するニーズが増加しています。

NCSFの意義



NCSFは、従業員向けセキュリティ教育市場の拡大を受け、特に日本国内でのニーズに応えるために設立されました。LRMは国内産であるため、地域特有のニーズに合わせたサービスを提供でき、企業と連携するシナジーも期待されています。これにより、第一号投資先企業としての役割を果たすこととなりました。

LRM社の提供する「セキュリオ」とは



「セキュリオ」は、企業の従業員がサイバーセキュリティリテラシーを向上させるための手軽なクラウドサービスです。このサービスは、標的型攻撃メール訓練やeラーニングの機能を備えており、月額わずか18,000円から利用可能です。これまでに2,200社以上の企業に導入され、多くの大手企業やスタートアップにも愛用されています。

セキュリオの主な機能


1. 標的型攻撃メール訓練: サイバー攻撃を想定したメール訓練を20種類以上のメール例を通じて実施。
2. eラーニング: 120種類以上の教材を使用して、社員のセキュリティ学習をサポート。
3. セキュリティアウェアネス: 短時間で行える定期テストにより、リテラシー向上を図る。
4. 社内アンケート: 従業員のルール遵守状況を確認するための簡便なアンケート機能。

LRM社の代表のコメント


LRM社の代表取締役CEOである幸松哲也氏は、NCSFからの出資を受けることができたことについて「光栄に思います」と述べ、日本の情報セキュリティ業界の成長に向けた責任の重さを認識しています。

「デジタルトランスフォーメーションが進む現代において、情報セキュリティの重要性はさらに高まっています。私たちは、日本の情報セキュリティ業界全体を牽引し、エコシステムを強化することを目指しています」と力強く語りました。

まとめ


セキュアの初の投資先選定は、国内のサイバーセキュリティ教育市場における重要なマイルストーンです。多様化する企業のニーズに応え、高品質なセキュリティ教育を提供することで、日本企業のサイバーセキュリティの防護が強化されることが期待されています。今後の展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社セキュア
住所
東京都新宿区西新宿二丁目6-1新宿住友ビル20F
電話番号
03-6911-0660

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