New Relicの脆弱性管理
2022-10-26 15:00:01

New Relicが提供する新たな脆弱性管理機能のパブリックプレビュー開始

New Relicが目指す脆弱性管理とセキュリティの統合



ニューレリックの新機能、脆弱性管理は、現代のデジタルビジネスにおけるセキュリティの新たなアプローチを提供します。デジタルサービスの複雑化が進む中、アプリケーションには多くの要素が絡み合い、これがセキュリティ上のリスクを表面化させています。その中でも、脆弱性管理機能は、エンジニアチームがセキュリティとイノベーションの両立を果たすための強力なツールとなることが期待されています。

セキュリティのブラインドスポットを解消



近年、ビジネスの大部分がアプリケーションを通じて運営されるようになり、セキュリティリスクの管理がますます重要になっています。New Relicの脆弱性管理機能は、全てのネイティブおよび外部のセキュリティデータを一元的に管理し、エンジニアはこれをもとに包括的な分析を行うことができます。このサイロ化の解消は、問題発生時のリスク軽減や、イノベーション速度を向上させる助けとなります。

90日間の無料トライアル



New Relicは、脆弱性管理機能をData Plusのオプションとして90日間の無料トライアルで提供しています。これにより、全てのエンジニアがオブザーバビリティとセキュリティにアクセスできる環境が整います。特に、この活動はエンジニアリング文化の根本的な変化を促すものであり、デジタルトランスフォーメーションの一環として重要な役割を果たします。

脆弱性管理の具体的な機能



1. アプリケーション脆弱性分析: 共通脆弱性識別子(CVE)を用いて全依存関係の脆弱性を識別し、ライブラリ更新の推奨を行います。

2. インフラストラクチャ脆弱性分析: クラウドリソースのパフォーマンスを評価し、CISベンチマークに基づいたリスクを表示します。

3. 外部セキュリティツールの統合: SnykやAWS Security Hubなど、様々な外部ツールからデータを一元化できます。

4. 軽減と協働ワークフロー: 問題解決に向けた迅速な対応ができるよう、脆弱性を特定のチームやアプリケーションに関連付けます。

デジタル変革に向けて



New RelicのCEO、Bill Staplesは、「企業がイノベーションや顧客体験を損なうことなく、攻撃の先を行くためには、セキュリティとエンジニアリングの実務を統合することが不可欠です」と語ります。これを実現することで、企業はより多くのイノベーションを市場に提供し、セキュリティの脆弱性を克服しつつ顧客データを保護することができます。

また、IDC Groupの副社長、Stephen Elliot氏は、「インフラストラクチャやアプリケーションの脆弱性に直面する企業は、 reputational risk という観点からも重要な課題に直面しています」とも述べています。オブザーバビリティとセキュリティの統合は、これらの課題に対する効果的な解決策となるでしょう。

まとめ



New Relicが提供する脆弱性管理機能は、デジタルビジネスのセキュリティと効率性を高めるための重要な一歩です。企業はこの機能を活用し、より安全で迅速な運営を実現することが期待されます。詳細については、New Relicの公式ブログをチェックしてください。

会社情報

会社名
New Relic株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-4577-9065

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