市場の学校: 高校生の挑戦と成長
2025年10月11日、市場の本来の役割を再発見する目的で行われた「サーキュラーエコノミーplusフェスタ」に、一般社団法人市市場の学校が参加しました。このイベントは、海をテーマにしたプロジェクトの一環として、未来の世代へ美しい海を引き継ぐための活動です。
市場の学校とは
「市場の学校」は、横浜市中央卸売市場の仲卸店舗と連携し、高校生が地域活性化のために活動するプロジェクトです。高校生たちは市場についての理解を深め、PR活動や商品開発、イベント企画などに挑戦しています。この取り組みを通じて、新鮮な魚の魅力や市場の活気を広く伝え、普段市場に来ない人々に足を運んでもらうきっかけを作ることが目標です。
イベント準備の舞台裏
今回のイベントでは、高校生メンバー自身が準備に取り組みました。「魚ガチャ」と呼ばれる新たな企画のために、出張ガチャを設置。ガチャガチャの玉の中にはメンバーたちが描いた魚のイラストシールや缶バッジが入っています。初めて缶バッジを作る作業に戸惑いながらも、次第に上手に仕上げていく様子は印象的でした。また、展示したポスターも彼らの手によるもので、若い感性があふれた素敵なデザインが施されています。
「魚ガチャ」とは?
「魚ガチャ」は、参加者がガチャを回すと、お店の名前が書かれたガチャ券と市場のヒントマップを受け取ります。そのマップを手がかりに、実際に店舗を回りながら商品を選ぶという仕組みです。お客様はお店の方との会話を楽しみながら、自分に合った商品を選ぶことができます。
イベント当日の様子
イベントが始まると、最初は参加者が少なく不安な瞬間もありましたが、次第に多くの来場者が集まり、特に小さなお子さんを連れた家族に人気を集めました。「魚ガチャ」に参加する方々や、横浜市場についての説明を熱心に聞いてくれる方も多く、企画の趣旨が伝わったと感じました。
参加ブースとの交流もあり、他の取り組みから刺激を受け、新たな繋がりが生まれた日となりました。一年生メンバーは多くの人と自らの活動について話す初めての機会でしたが、自信を持って堂々とプレゼンテーションしている姿は頼もしかったです。
参加してみての感想
今回の活動に参加した高校生たちは、緊張よりもワクワクを感じていたようです。多様な世代の参会者と交流し、それに応じた反応を直に受け取る経験がとても貴重だったと語っています。自らの作品や活動について褒めてもらう瞬間も多くあり、大いに励まされたと感じました。参加したことが活動の今後の活性化につながればとの願いも込められています。
参加者の声
「自分たちの描いた絵を褒めてもらったり、ポスターを真剣に読んでくれている人を見かけると、準備を頑張った甲斐があったと思いました」
「今回の『出張ガチャ』は特に好評で、可愛いシールや缶バッジが小さなお子さまから大人まで喜ばれていて、とても嬉しかったです」
プロジェクト参加者募集中
現在、高校生や学校を対象にプロジェクト参加者を募集しています。興味のある方は、参加申込フォームからお申し込みください。詳細は以下のリンクをご確認ください。
参加申込フォーム
締切は規定人数に達し次第終了します。参加対象は関東近郊の高校生です。
この活動は、月に1~2回の頻度で横浜市中央卸売市場の仲卸店で行われるフィールドワークに参加する形になります。メディアでの報道も行われる可能性があるため、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
公式WEBサイトもぜひチェックしてください。
市場の学校公式WEBサイト