ボードゲームJapanカップ結果発表
2023-03-22 10:10:01
第1回Board Game Japanカップ開催!斬新なボードゲームが続々登場
第1回Board Game Japanカップ:革新的なボードゲームが勢ぞろい
NPO法人Board Game Japanが開催した「第1回Board Game Japanカップ」の受賞作品が発表され、大きな話題を呼んでいます。学習要素を取り入れたボードゲーム開発や、ボードゲーム文化の振興・研究を目的とする同法人が主催したこのコンテストには、クリエイター部門に42作品、ユーザー部門に6作品もの応募がありました。
クリエイター部門:多様なテーマと独創的なアイデアが光る
数多くの応募作品の中から、審査員によって厳正な審査が行われ、大賞、審査員特別賞、入賞作品が選ばれました。
大賞には、株式会社Dental Defenseとスピカデザインの共同作品である「歯の王様をまもるゲーム」が輝きました。この作品は、オーラルケアの重要性を楽しく学べる点が評価されたとのこと。専門家の知識に基づいた内容と、子どもにも分かりやすいゲームデザインが、審査員たちの心を掴んだようです。
審査員特別賞には、「ソノトキボクハ」「ツミキルン⁉︎」「ペリー来航の7日間」の3作品が選ばれました。「ソノトキボクハ」は、他者とのコミュニケーションにおける誤解をテーマにした作品で、異なる視点を持つことの面白さや、感情表現の難しさなどを体験できる点が評価されています。「ツミキルン⁉︎」は、陶芸をテーマにしたビジュアルの面白さや斬新なゲーム性で審査員を魅了しました。「ペリー来航の7日間」は、男女間のコミュニケーションにおける誤解をテーマに、男性が女性の立場を理解するきっかけとなるゲームとして高く評価されました。
さらに、入賞作品として「LIFE」「漢ポー」「グラマ」「ごみゼロゲーム」「ぎゅっと〜AIとともに生きる〜」の5作品が選出されました。それぞれ防災、家族の絆、視覚障害者との共生、環境問題、AIとの共存といった社会的なテーマを取り上げ、多様な視点からのアプローチが評価されました。
ユーザー部門:ボードゲームへの愛が詰まった作品
ユーザー部門では、「ボードゲーム川柳」と「ボードゲーム作文」の2作品が入賞しました。「ボードゲーム川柳」は、ボードゲーム愛好家なら共感できるであろう場面を短い言葉で表現した作品で、多くのプレイヤーの心に響く作品として評価されています。「ボードゲーム作文」は、コロナ禍におけるボードゲームとの出会いを通して、ボードゲームの魅力を伝える力強い作品として高く評価されました。
今後の展望
NPO法人Board Game Japanは、今後もコンテストの開催や様々な活動を通して、アマチュアクリエイターによるボードゲームの認知度向上に貢献していくとしています。日本のボードゲームシーンを盛り上げる、彼らの今後の活動にも注目です。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人Board Game Japan
- 住所
- 京都府京都市左京区岩倉南三宅町37和楽荘16号室
- 電話番号
-
090-6607-6772