城西大学駅伝部監督のアスリートコース、LT値向上の実験成果
概要
高岡した「ハイアルチアスリートコース」とは、城西大学男子駅伝部監督である櫛部静二氏が監修したトレーニングプログラムで、主にアスリートやランナー向けに設計されています。この度、持久力の指標ともされる乳酸性作業閾値(LT値)の向上を目的とした実証実験が東京都の高地で行われ、参加者の90%が成果を上げました。
実証実験の内容
実験には、20〜50代の男女10名が集まりました。参加者の中には、ハイアルチ会員8名と、同社の従業員2名も含まれており、実験前にはハイアルチアスリートコースのトレーニングを受けたことがないケースでした。
実験は、低酸素環境下での高強度インターバルトレーニングで、1回30分のセッションを平均7.6回行いました。このトレーニングの効果測定には、株式会社グレースイメージングの汗乳酸センサが使用されています。
測定の際はトレッドミルを使い、走行速度を段階的に上げて汗中の乳酸レベルを確認しました。
具体的な手順は、最初に6km/hで5分間のウォーミングアップが行われ、その後、1分ごとに1km/hずつ速度を上げ、RPEが12以上になった時点で、さらに0.5km/hアップの形式が適用されました。この方法により、トレーニング前後でLT値が計測されました。
実証実験の成果
実験の結果、90%の参加者でLT値が向上したことが報告されました。驚くべきは、平均わずか7.6回のトレーニング実績で、全ての年齢層において効果が現れた点です。LT値が上昇することは、持久力の向上を示す指標であり、参加者たちもフルマラソンの推定タイムが改善したと報告しています。
例えば、20代の男性H様は、アスリートコースを実施する前に比べて楽に走れるようになったと述べています。
今後の展望
「ハイアルチ」では、アスリートコースを通じて、アスリートのみならず一般ランナーにも効果的なトレーニングを提供し続けます。これらの科学的根拠に基づくアプローチにより、今後も多くのランナーが新たな自己記録を達成できる環境を整えていくことに力を入れます。
参加者の声
プログラムを受けた参加者たちからは、さまざまな感想が寄せられています。
- - サッカーやマラソンを行っている20代の男性は、「体力向上にはとにかく走り込む」トレーニングから、このプログラムを通じて効果的なトレーニング法を学びました。
- - 一般トレーニーの20代男性も、自身の持久力が向上したと感じ、「普段のランニングも楽に続けられるようになった」とのコメントが寄せられました。
- - 社会人サッカーを続ける30代男性は、試合中の疲労感が減少したことに喜びを感じ、プレーに自信を持てるようになったとのことです。このように、多くのランナーがLT値向上によるメリットを実感しています。
櫛部静二氏のメッセージ
「私が監修したアスリートコースは、駅伝部を目指す学生が活用しており、低酸素トレーニングは全てのアスリートにとって重要です。私はこれからも、これらのトレーニングを積極的に取り入れていきます」と櫛部監督は語っています。
ハイアルチ中目黒スタジオ
2025年1月18日にハイアルチ中目黒スタジオがプレオープンし、初回の100名には先着の入会キャンペーンが実施されます。これに参加すると無料体験も受けられますので、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。詳細については、公式サイトで確認可能です。
これからも多くのランナーが自己の限界を超え、より良い未来を目指して頑張っていけることを願っています。