宮城の伝統工芸を生かしたアイデア創出
2025年6月4日から6月6日の期間、ICT テクニカルサポート企業のキューアンドエー株式会社が開催する『地方共創研修』が注目されています。この研修は、宮城の伝統的工芸品をテーマとし、若手社員たちが新しいアイデアを生み出す機会を提供しています。これは、地域の伝統文化を守りつつ現代のニーズに応える商品開発のための重要な試みです。
地方共創研修の背景
この研修は、キューアンドエーが「みやぎ伝統的工芸品サポーター企業」としての立場を活かし、地域と協力しながら地域課題に取り組むものです。昨年からの取り組みの二年目です。宮城県の文化と伝統を理解し、これを豊かにすることが目的となっています。
研修の詳細と目的
研修のテーマは「宮城の伝統的工芸を活用し商品開発をデザインする-伝統的工芸品を『知る』から『使う』へ-」。約24名の若手社員が、実際に地域の工芸品工房や販売店を訪れるフィールドワークを通じて、売り手および買い手の視点からリアルなニーズを理解し、具体的な商品開発アイデアを提案します。これは、単なるアイデア出しに留まらず、地域の実情に基づいた実行可能な提案へとつなげることを目指しています。
リアルな現場を体験するフィールドワーク
フィールドワークでは、宮城県内にある工房や商店街を訪問します。これにより、研修参加者は地元の人々との対話を通して、地域の文化や課題に直に触れることができます。地域への理解を深めるこのプロセスは、研修の重要な要素です。買い手の視点や商売の現状を知ることで、より的確な提案が行えるようになります。
研修成果の発表
最終日となる6月6日には、参加社員によって提案されたアイデアのプレゼンテーションが行われます。報道関係者に開かれるこの発表会は、地域活性化への道筋を示すものでもあり、地域や工芸品に対する新たな視点が提供される機会となります。参加企業やメディアはこの発表を通して、宮城の伝統工芸品が未来に向けてどのように進化していくのかを見ることができるでしょう。
参加方法と連絡先
この研修に関する取材希望の方は、6月3日までに事前連絡が必要です。連絡先は以下の通りです。
キューアンドエー株式会社 宮城本店 広報担当
電話:03-4332-1592
メール:
[email protected]
地域の特性や文化を生かしつつ、未来に向けた新たな一歩を踏み出す若手社員たちの姿をぜひご注目ください。