トラスコ中山、出荷能力強化
2024-11-18 15:49:34

トラスコ中山、物流センターに高速自動梱包ライン導入で出荷能力強化!首都圏への対応強化でユーザー直送需要に対応

トラスコ中山、自動梱包ライン導入で出荷能力を大幅強化!



機械工具卸売商社のトラスコ中山株式会社は、千葉県松戸市にある物流センター「プラネット東関東」に、高速自動梱包出荷ライン「I-Pack®︎」を導入し、令和6年11月18日より稼働を開始しました。この最新設備により、首都圏における出荷能力が飛躍的に向上し、近年増加の一途を辿るユーザーへの直接配送需要に対応できる体制を整えました。

I-Pack®︎:驚異的な処理能力



「I-Pack®︎」は、納品書の挿入から梱包、荷札貼付けまでを自動で行う画期的なシステムです。その処理能力は圧巻で、1時間あたり720個もの梱包出荷が可能。これは、実に24人分の作業に相当するスピードです。現在、トラスコ中山は東北、埼玉、東海、大阪の4か所の物流センターに計6ラインを導入しており、今回の「プラネット東関東」への導入で7ライン目となります。

「ニアワセ+ユーチョク」サービスを支える中核



「I-Pack®︎」導入の背景には、トラスコ中山が力を入れる「ニアワセ+ユーチョク」サービスの強化があります。「ニアワセ」とは複数注文をまとめて梱包し、「ユーチョク」は問屋であるトラスコ中山から直接ユーザーへ配送するサービスです。近年、ネット通販の急成長に伴い、ユーザーへの直送需要が爆発的に増加。この需要に対応するため、同社は「ニアワセ+ユーチョク」を推進し、更なる効率化を目指しています。

「ユーチョク」は、納期短縮、配送・作業負荷の軽減、梱包資材削減、ひいては環境負荷軽減にも貢献。トラスコ中山は今年度、ユーザー直送個口数を620万個と予測しており、前年から134万個の増加を見込んでいます。このサービスは、豊富な在庫と最先端設備を有するトラスコ中山だからこそ実現できるものなのです。

「プラネット東関東」の強化と今後の展望



「プラネット東関東」は、首都圏で最大の物流センター「プラネット埼玉」に次ぐ規模を誇ります。2023年にはパレット自動倉庫を導入し、大物商品や大量在庫品の保管能力を向上させています。今回の「I-Pack®︎」導入により、2025年には年間60万個口の出荷に対応できる体制を整える計画です。

トラスコ中山は、今後も設備投資を進め、顧客ニーズの変化に迅速に対応することで、更なる事業拡大を目指していくでしょう。 顧客への迅速な配送と、高いレベルの物流サービスの提供は、同社の成長戦略における重要な柱となることは間違いありません。


画像1

画像2

会社情報

会社名
トラスコ中山株式会社
住所
東京都港区新橋4-28-1 トラスコ フィオリートビル
電話番号
03-3433-9830

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。