島根の食文化を変える新おつまみ『カプつま』誕生の裏側

食べる喜びを新たな形で提供する『カプつま』

島根県松江市に本社を構えるおつまみ研究所が新商品『カプつま』を発表しました。

2025年10月1日より販売開始となるこの商品は、片手で気軽に楽しむことができるカップ入りのおつまみです。これにより、観光客は松江城や出雲大社といった名所を訪れた際に、さらなる楽しみを加えられる機会を得ることでしょう。

島根県の食文化のこれまでとこれから

島根県には、豊かな自然が広がり、歴史的な遺産も多数存在しています。しかし、その一方で食べ歩き文化が形成されていないことが課題となっていました。観光客は美しい景色を楽しんでも、気軽に何かを口にする場所が少なく、地元住民も車で移動するため地域を歩く機会がありませんでした。

このような状況を打破すべく、おつまみ研究所は「島根の毎日に新たな楽しみをプラスしたい」という思いから『カプつま』を企画したのです。観光客には食べ歩きを楽しむことができるチャンスを、地元の人々には地域の魅力を再発見してもらうきっかけを提供します。

気軽に楽しめる新スタイル

『カプつま』は、豊富な味わいが詰め込まれたおつまみをカップに入れて提供しています。フタを開ければすぐに食べられるこのスタイルは、散策のお供やちょっとした休憩タイムに最適です。2種類のパッケージデザインも特徴的で、一つはおつまみ研究所のキャラクター「はまたろう」が描かれた楽しいデザイン、もう一つは上品なリボンがあしらわれたものです。どちらのデザインも用途によって選べ、地元の方々には贈り物や自分自身へのご褒美としてもおすすめです。

限定商品情報と主な商品内容

『カプつま』は、松江・出雲で展開され、432円（税込）という手頃な価格で購入できます。販売店舗は、松江殿町ラボと大社門前ラボの2カ所で、いずれも魅力的なラインナップを取り揃えています。

主な内容は以下の通りです。

- バナナチップトースト：女性に人気のあっさりしたおつまみ
- サクサク絶品イカッピー：香ばしいピーナッツといかの香りが絶妙にマッチ
- 大柿の種（旨塩味）：やみつきになる味付けで、リピーター続出
- コロコロえびピー：軽い食感で見た目もかわいい
- わかめせんべい：みんなに愛される定番商品

それぞれの特徴を生かしたおつまみが、日常にちょっとした楽しみを加えてくれるのです。

担当者の情熱と今後の展望

担当の土江さんは、カプつまの開発で一番苦労したのはパッケージデザインであったと語ります。観光客や地元住民が楽しく使えるデザインを追求し、カラフルでありながらシンプルな美しさを持つカップを生み出しました。『カプつま』を通して日常に少しの彩りと旅の思い出を、地域全体に広めていきたいとのことです。

これからも『カプつま』が島根の食文化に新たな風を吹き込み、観光地としての魅力をさらに引き出していくことを期待しています。