企画展「助太刀書店」開催のお知らせ
2025年1月31日(金)から3月28日(金)まで、東京のDNPプラザで「助太刀書店~もしもこんなところに書店があったら~」が開催されます。この企画展は、大日本印刷株式会社(DNP)が主催し、さまざまなライフスタイルの中に書店がどのように共存できるのかを探る内容となっています。
書店と日常の融合
本展の大きなテーマは、「DNP書店開業支援サービス」を基に、オフィスや住居と書店の融合です。来場者は、自分の生活空間に書店がある未来を体験し、日常生活をより豊かにするためのヒントを得ることができます。特に、書店業に興味がある事業者や、書籍を生活に取り入れたいと考える人々には魅力的な内容になっています。
展示内容
生活シーンに基づく書店の提案
会場では小規模な書店の形態、すなわち「オフィスや住まいの中にあるミニ書店」が展示されます。このミニ書店では、実際に選ばれた本が本棚に並び、来場者が自由に選んで体験できるようになっています。
また、特別に配布される「ポータブル書店(仮)」のプロトタイプも登場します。これは簡単に設置できる書店のコンセプトを実現したもので、簡便に書店を開業できるサービスを提供することを目的としています。すぐに書店が開けるキットとして、多くの方に興味を持っていただけるでしょう。
学研ホールディングスとのコラボ
学研ホールディングスが事業展開する「学びマップ」とコラボした書店の展示も予定されています。これは、子どもたちが自然と本に触れられるように工夫がされており、年齢に応じた成長に合わせた本棚が展開されます。「クイズを書いたPOP」や「誰かと協力しないと開けられない棚」といった形でインタラクティブな要素も盛り込まれています。
VR体験での唯一無二な空間
さらに、北海道・札幌市にある「風呂屋書店」のバーチャル体験も実施されます。来場者は、VR技術を通じて、実際にその場所にいるかのように感じられる特別な体験が楽しめます。この体験は、株式会社ハコスコの協力により実現し、臨場感あふれる展示となります。
作家とのコラボイベントも期待
書店空間が新たなインスピレーションを与えるため、作家とのコラボレーションイベントも計画されています。人気作家を招いたトークセッションや、特別宿泊プランなど、多彩な企画が用意される予定です。
限定オリジナル栞をプレゼント
来場者には、アンケートに答えると正和堂書店とのコラボによる限定の栞やオリジナルブックカバーがプレゼントされます。「こんな書店あったらいいな」というコンセプトでデザインされた栞は、読書文化をより豊かにしてくれる要素となるでしょう。
これからのプロジェクト
DNPグループは、今後も「本のある場づくり」に努め、多様なサービスを企業や教育機関に展開していく予定です。本展での体験を通じて、出版業界の活性化と文化の醸成につながることを目指しています。ぜひこの機会に、助太刀書店の世界を体験してください。
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