REJECTとWolves Esports、日中eスポーツでの連携を発表

株式会社REJECTとWolves Esports、eスポーツの新たな協力関係を構築

株式会社REJECT（東京都港区）は、このたび中国のeスポーツクラブWolves Esportsと覚書（MOU）を締結し、両国のeスポーツシーンにおける新たな取り組みを発表しました。この覚書は、特に人気ゲーム『Identity V（第五人格）』に焦点を当てたもので、両チームの選手やスタッフの交流、共同イベント、コンテンツ制作など、多岐にわたる協業を目指します。

Wolves Esportsとの連携の背景

Wolves Esportsは、中国を中心としたグローバルなeスポーツブランドであり、過去に『第五人格』のIVLで数々の成功を収めています。両チームの連携は、単なる競技面の強化に留まらず、ファン同士の交流を図り、地域を超えた結びつきを生むことが期待されています。REJECTの代表取締役、甲山翔也氏はこの連携を「光栄に思う」と述べ、両地域のエコシステムへの価値の還元を目指す意欲を示しています。

代表者のコメント

Wolves EsportsのCEO、藤菲菲（Claire Teng）氏は、REJECTの『第五人格』部門が優勝したことを祝福し、両チームのコラボレーションが「互いへの敬意を示す」と強調しました。彼女は、両クラブが友好関係を築いてきたことも触れ、「今後はプロモーションコンテンツやイベントなどでの連携を強化し、eスポーツシーンに新たな火花をもたらすことを楽しみにしている」と語りました。

取り組みの詳細

具体的には、REJECTとWolves Esportsは、以下のような活動を計画しています：

- 選手・スタッフ交流：両チームが選手やスタッフを交換し、経験や知識を共有する。
- 共同イベントの実施：交流イベントやショーマッチを開催し、ファンとの距離を縮める。
- コンテンツ共同制作：新たなゲームコンテンツやプロモーション動画を作成し、両者の強みを生かした作品を発表。
- パートナー連携の模索：スポンサーシップを通じての相互支援を図る。

eスポーツの未来に向けて

REJECTは2018年に設立され、プロeスポーツチームを運営し続けています。特にモバイルシューティング分野での実績は高く、国内トップを誇ります。また、2025年には『Identity V Japan League』で優勝し、国際大会でも成果を上げてきました。このような背景を踏まえ、両チームが連携することで、日本と中国のeスポーツシーンがより一層活性化することが期待されます。

この協力関係は、単なるゲームの枠を超え、様々な文化やコミュニティの橋渡しにもなる可能性を秘めています。今後の展開に注目です。従来の枠組みにとらわれず、新しい体験や価値を創造する試みが始まっています。

詳しい情報は、#株式会社REJECT公式サイトおよび#Wolves Esports公式サイトをご覧ください。