キャセイパシフィック航空の新サウンドロゴ「Song of Cathay」
キャセイパシフィック航空が、音楽を通じてブランドの存在感を高めるために、新しいサウンドロゴ「Song of Cathay」を導入した。この楽曲は、日本路線の機内や国内外のラウンジで使用され、同社の温かいおもてなしを体現している。音楽は、旅をより豊かにする重要な要素であり、その効果を最大限に引き出すよう設計された。
この「Song of Cathay」は、キャセイの伝統やグローバルなトラベルブランドとしての強みを反映する内容となっており、旅の思い出を呼び起こす構成やアレンジが施されている。曲調は明るく、聴く人々に温かい気持ちを届け、特に旅をする際の期待感を高めてくれるだろう。
多様な導入と未来への広がり
この音楽は、キャセイパシフィックのラウンジや機内だけでなく、今後は香港の「キャセイショップ」、モバイルアプリ、コンタクトセンターの電話応答、そしてSpotifyのプレイリストでも聞くことができるようになる。これにより、旅行者はいつでも、どこでもキャセイの存在を身近に感じることができるだろう。
さらに、アジア・ユース・オーケストラが「Song of Cathay」を初めて演奏したのは2024年の8月3日、その場での収録がもたらした新たなアプローチは、地域の芸術文化への支援も意識したものとなっている。キャセイは、香港の青少年や文化活動へのサポートを通じて地域社会に貢献し、この楽曲を地域の活性化にも寄与させる意向を示している。
キャセイの伝える文化的な価値
キャセイは、音楽が国境や文化を越えて人々を結びつける力を持つと信じており、その証明として「Song of Cathay」を制作した。ブランドの核心をなす「Move Beyond」とは、キャセイが今後も挑戦し続ける意志を象徴しており、サウンドロゴはその視覚化を図ったものである。
キャセイのチーフ・カスタマー&コマーシャル・オフィサーであるラヴィニア・ラウ氏は、音楽がもたらすつながりの重要性を語り、この楽曲は単なる企業イメージの強化ではなく、キャセイが歩んできた道のりや、これから目指す道を反映したものだと述べている。これにより、キャセイはより多くの人々をつなげ、人生を豊かにする使命を果たしている。
一方、シックス・ソングのディレクターであるロラン・コキーニ氏も、このサウンドロゴの魅力について触れ、音楽が持つ力を通じてキャセイの国際的な使命を実現することが期待されている。
まとめ
キャセイパシフィックの新たなサウンドロゴ「Song of Cathay」は、すでに多方面での導入が進んでおり、今後もその影響力は広がる一方だ。旅の際に耳にするこの曲が、キャセイのブランドとしての存在感を高めるだけでなく、旅行者たちにとっても忘れがたい思い出を形成する役割を果たすだろう。音楽と共に、旅を華やかに彩る「Song of Cathay」に、期待が寄せられている。