震災から15年の軌跡
2026-02-20 16:25:02

東日本大震災から15年:救護活動の歴史と未来への挑戦

震災の記憶と救護活動の変遷



2026年、私たちは東日本大震災から15年を迎えます。この未曽有の災害は、国内観測史上最大のマグニチュード9.0を記録し、東北3県を中心に多大な被害をもたらしました。本記事では、震災からの時間の流れと、その中で日本赤十字社がどのようにして救護活動を展開してきたのかを振り返ります。

日本赤十字社の初動と支援体制


東日本大震災発生後、日本赤十字社は約6667人の職員やボランティアを派遣し、939班の救護班が設立されました。彼らは、地元医療機関と連携しながら被災者への医療支援、不安を和らげるためのこころのケア、そして必要な物資の配布を行いました。また、災害救助法にも基づき、救助への協力義務を果たしていました。

救護活動の具体的な内容


医療支援と心のケアの重要性


震災当日、青森から熊本までの各地から55の救護班が派遣され、その活動は瞬時に全国規模へと拡大しました。特に重要だったのが、心理的支援を含むこころのケアの取り組みでした。これは、震災後の生活に大きな影響を与えるもので、947人のこころのケア要員が派遣されました。

原発事故への対応


福島県では、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い、救護班は安全を確保するために一時的に後退しました。しかし、地元の福島赤十字病院や県支部は、避難所での救護を続けました。原発事故の影響から得た教訓は、今後の救護活動の指針となります。

物資の配布とボランティアの力


救援物資の供給も重要な役割を果たしました。毛布や緊急セット、安眠セットなど、発災からの数日で被災者へ迅速に配布されました。また、全国から179,517人のボランティアが被災地での炊き出しや支援活動に参加し、未曽有の困難を乗り越える力となりました。

災害からの教訓と今後の取り組み


震災の経験を基に、今後の救護活動には「防災セミナー」や学校での防災教育を通じて地域コミュニティの自助と共助の力を高める取り組みが実施されています。これにより、いつ何時に地震が発生しても迅速かつ適切に対応できる体制を整備することが求められています。

震災を語る職員たちの存在


当時の経験を持つ日本赤十字社の職員やボランティアは、震災の記憶を伝え、未来の防災に力を注いでいます。その中には、震災後に入社した職員が多く、彼らの体験は貴重な教訓となり、今後も多面的に防災活動を支えることが期待されます。

講演会の開催


2026年3月3日、日本赤十字社本社で行われる講演会では、現役職員が震災の経験を語り、今後に向けた新たな取り組みを共有します。この機会に、地域の防災力を再確認し、未来への道筋を一緒に築き上げましょう。

震災から15年経った今、私たちは過去を見つめ直し、次の一歩を踏み出す準備をしています。未来に向けて、どのようにして「いのちと健康、尊厳を守る」活動を継続していくのか、社会全体で考える時が来たのです。


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会社情報

会社名
日本赤十字社
住所
東京都港区芝大門1-1-3
電話番号

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