脱炭素人材育成を目指すグリーンタレントハブ株式会社が設立

グリーンタレントハブ株式会社の設立背景

近年、環境エネルギー市場は急速に変化しています。特に、菅前総理による2050年カーボンニュートラル宣言を契機に、企業や投資家から多くの資金が脱炭素領域に集まるようになりました。しかし、その一方で人材不足が深刻化しています。業界の成長が期待される中で、その推進に必要な「人」が不足している現状があるのです。

このような背景から、「数少ない日本の成長産業である脱炭素領域に人材を集積させたい」という思いを持った私たちは、グリーンタレントハブ株式会社を立ち上げました。この新たな企業は、脱炭素化の進展に寄与するために、人材に関わる課題を解決することに力を入れています。

具体的な事業展開

グリーンタレントハブでは、以下の主要事業を展開しています。

グリーン・リスキリング事業

脱炭素社会の実現に向けて、必要な知識やスキルを身につけるためのプログラムを提供します。このリスキリング事業では、業界の専門家を招き、実践的な講座を行う予定です。受講者は、脱炭素に関する技術やビジネスの知識を深め、業界での競争力を高めることができます。

代表者プロフィール

代表取締役の井口和宏は、約4年間にわたり人材紹介事業を行った後、電力・ガス関連の新規事業立ち上げを推進しました。さらに、株式会社シェアリングエネルギーの設立時から参画し、エネルギー業界の新しいビジネスを発展させてきました。大学卒業後、エネルギーの成長分野における人材不足に危機感を抱き、自らの経験を基にグリーンタレントハブを創業しました。

アドバイザーの紹介

シニアアドバイザーには出馬弘昭氏が着任しました。出馬氏は大阪ガスでオープンイノベーションやデータ分析の取り組みに関与し、米シリコンバレーに駐在した経歴を持つ貴重な人材です。彼は脱炭素領域に対する強い意識を持っており、本事業においても大きな期待が寄せられています。

今後の展開

初回のグリーン・リスキリング講座は、2023年5月8日に公開され、6月下旬から開講予定です。詳細情報は公式ウェブサイトを通じて提供され、参加希望者はそこで申し込みが可能です。また、グリーンタレントハブが運営するYouTubeチャンネルでは、脱炭素の専門家や起業家との対談も公開されており、視聴者に有益な情報を届ける予定です。毎日更新されるこのチャンネルもぜひチェックしてみてください。