QLogicの革新
2016-06-01 11:00:07
QLogicが業界初の第6世代ファイバーチャネルアダプターを発表し市場に革新をもたらす
QLogicが新たに市場に投入した第6世代ファイバーチャネルアダプター
画期的なニュースとして、QLogicが業界初となる第6世代(32Gb)のファイバーチャネルアダプターの量産出荷を始めました。この新アダプターは、企業のデータセンターにおけるストレージ管理やデータ処理の効率を高めることを目指しています。QLogicの最高責任者であるVikram Karvat氏は、「安全で信頼できるファイバーチャネルの基礎をもとに設計されたこの製品は、エンタープライズのアプリケーションに対応し、ダウンタイムを最小限に抑え、市場のニーズに応えられるでしょう」と述べています。
パフォーマンス向上の要素
新しいQLogic 2700シリーズのファイバーチャネルアダプターは、従来の第5世代ファイバーチャネル(16Gb)と比較して、データベースのI/O処理能力を最大80%向上させる性能を持っています。これにより、大規模なデータベースのクエリ時間が短縮され、迅速なビジネス判断が可能となります。さらに、260万I/O操作毎秒、24000メガバイト毎秒のスループット性能を持つこのアダプターは、次世代のフラッシュベースストレージに最適で、低CPU使用率を実現する多様なプロトコルをサポートしています。
信頼性の高いインフラストラクチャ
QLogicのStorFusion™技術は、前方誤り訂正(FEC)機能を搭載しており、自動的にデータの送信エラーを修正します。これにより、ネットワークの信頼性が向上し、独自のポートアイソレーション技術によってもポート毎の性能が安定化します。これにより、企業はバックアップウィンドウを縮小し、より正確なリカバリー時間を設定できるようになります。
IT管理者をサポートする機能
新しいGen 6ファイバーチャネルアダプターは、SAN(ストレージエリアネットワーク)の管理を行いやすくする多くの機能を備えています。導入支援機能や診断機能も充実しており、QoS(Quality of Service)要件を充足することが可能です。これにより、最大75%のサーバー導入や交換作業のコスト削減が期待できます。さらに、ファイバーチャネルは2世代前まで下位互換性を持ち、簡単にインフラをアップグレードでき、運用や管理にかかる手間を軽減します。
製品のバリエーション
今回導入されたQLogic 2700シリーズには、1ポート、2ポート、4ポートのオプションが用意されており、ユーザーの多様なニーズに応えています。また、以前のQLogic 2690シリーズにも新たに1ポート及び2ポートが追加され、より多くの選択肢を提供しています。
パートナーシップの重要性
この新たなファイバーチャネルアダプターの導入は、業界各社との強力なパートナーシップによって支えられています。BrocadeやDell'Oroなど、さまざまな企業から信頼を得ており、この新しい技術がもたらすソリューションは、ミッションクリティカルなビジネス環境においても高い信頼性を発揮することが期待されています。
このように、QLogicの第6世代ファイバーチャネルアダプターの登場は、ストレージの効率化とセキュリティの向上を計り、今後の技術革新に寄与することでしょう。
会社情報
- 会社名
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QLOGIC LIMITED JAPAN BRANCH
- 住所
- 東京都渋谷区道玄坂1-12-1渋谷マークシティ W22F
- 電話番号
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