無電柱化推進展2025での積水化学の挑戦
2025年7月23日から25日まで、東京ビッグサイトの東展示棟で第13回無電柱化推進展が開催されます。この展示会に参加するのは、環境に配慮した製品を提供する積水化学工業株式会社です。同社は、近年の情報化社会の発展に伴う無電柱化の重要性を踏まえ、最新の技術を持つ様々な製品を紹介します。
無電柱化の必要性
無電柱化は、街の景観を美しくするだけでなく、災害時における情報通信ネットワークの安全性を確保するためにも重要です。電線類を地下に埋設することで、地震やその他の災害による通信回線の損傷を防ぎ、街や道路の耐震性を向上させることが期待されています。
積水化学は、この無電柱化の取り組みに対し、効率的な電力・通信インフラを支えるケーブル保護管を多く展開しています。これにより、無電柱化推進のコストを削減し、現場での施工を容易にすることが可能です。
展示テーマと新技術
今年の無電柱化推進展では、「易施工&低コスト化による無電柱化推進ー災害リスクを軽減した街づくり」というテーマで展示が行われます。積水化学は、以下の新技術を含むケーブル保護管のラインアップを披露します。
1. 電力保護ケーブル管「EFVP」
このフレキシブルな電力管は、現場での障害物回避や三次元の曲がりにも対応可能です。軽量なため持ち運びが簡単で、現場で人力で曲げることができます。展示会では実際にこの可とう性を体験できる機会があります。
2. 通信ケーブル保護管「CFVP」
CFVPは、曲線や段差にも対応したフレキシブルな通信管です。これもまた、軽量で取扱いしやすく、人力での曲げることが可能です。この管を使用することで、施工の自由度が増し、効率的な工程が実現します。
3. 接着レスさや管
従来のさや管接続は時間を要しましたが、この接着レスさや管は、ワンタッチで接続でき、施工時間を半減できます。展示会でそのスピード感を体感していただけます。
4. 電力ケーブル保護管の管路更生「SEライナー工法」
老朽化した電力管は腐食が発生することがありますが、この工法を使用すると、形状記憶塩ビ管を挿入し、蒸気加熱によって新たな塩ビ管路を再生することができます。非開削での施工が可能なため、街の景観を損なうことなく更新することができます。
無電柱化推進展の詳細
無電柱化推進展は、8つの専門展示会が集まる「メンテナンス・レジリエンス TOKYO」の一部として開催されます。この展示会への参加には事前登録が必要です。参加を希望される方は、公式サイトから来場登録を行い、来場者バッジをダウンロードして印刷して持参することが必要です。
展示会の基本情報
- - 名称: 第13回無電柱化推進展
- - 会期: 2025年7月23日(水)~25日(金)10:00~17:00
- - 場所: 東京ビッグサイト 東展示棟
- - 入場方法: 完全事前登録制
積水化学は、皆様のご来場を心よりお待ちしています。無電柱化に関する最新技術に触れる貴重な機会をご利用ください。
お問い合わせ
本件に関するお問合せは、積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニーの給排水インフラ事業部管材土木営業部までご連絡ください。
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