東京都立大学の支援
2025-03-31 14:16:16

東京都立大学が若手研究者を応援!給与大幅UPで研究環境を改善

東京都立大学が若手研究者の給与を大幅UP



東京都立大学では、2025年度より、雇用する「日本学術振興会特別研究員-PD・RPD」に対する給与を大幅に引き上げることを決定しました。これは、若手研究者の処遇を改善するための重要な一歩として位置付けられています。

給与の具体的な変更内容


本学は、PD等の研究員に対して月額36.2万円からの増額を行い、月額44.6万円とすることを発表しました。これにより、年額でおおよそ100万円の増加となります。この措置は、研究員がより安心して研究活動に従事できる環境を作り出すことを目指しています。

研究力強化推進プロジェクトとは


今回の給与引き上げは、「東京都立大学 研究力強化推進プロジェクト」の一環として実施されます。このプロジェクトは、研究環境の整備、人材の育成、研究時間の確保を目的とし、7つの戦略と21の具体的な取り組みから成り立っています。これにより、若手研究者がキャリアを形成するとともに、活発な研究と成果を挙げられるようサポートします。

若手研究者支援のための雇用制度


この新たな措置は、日本学術振興会の事業を活用した雇用制度に基づいています。これにより、これまで雇用関係のないPD等が、受入研究機関で雇われるという形で、研究環境の向上が図られるのです。この制度は若手研究者にとって、専門的なスキルを磨くための貴重な機会となります。

学長のメッセージ


学長の大橋隆哉氏は、この給与引き上げを通じて、若手研究者が自分の研究に専念できる環境を整えたいと述べています。「『知のみやこプロジェクト』とともに、優秀な若手独立研究者が自由に活動できる空間を提供し、次世代の専門人材を育成していきます」と語りました。これにより、多くの研究者が自己の研究を進化させていくことを期待しています。

待遇の詳細について


新たな給与体系においては、月額446,000円が固定給となります。昇給や退職手当の支給はありませんが、通勤手当や社会保険、雇用保険の適用もあり、各種休暇も整備されています。勤務時間は、みなし労働時間として1日7時間45分となり、休日は原則として週休2日制です。

まとめ


東京都立大学の取り組みは、若手研究者にとって非常に重要な意義を持っています。この新しい制度は、研究活動の活性化を促進し、優れた研究環境を整えることで、将来の研究界を支える人材の発掘につながると期待されています。若手研究者の皆さん、ぜひ本学で新たな挑戦をしてみてください!


画像1

画像2

会社情報

会社名
東京都公立大学法人
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。