シャトーマルス甲州ヴェルディーニョがフランスで最高賞受賞

フランスのワインコンクールでの栄誉

本坊酒造株式会社が誇る「シャトーマルス甲州ヴェルディーニョ2024」が、フランスで開催された「Kura Master(クラマスター)2025」において、見事に「プラチナ賞」と「優秀賞」、さらには最優秀賞である「審査員賞」を受賞しました。この栄誉がどのように成し遂げられたのか、その詳細を覗いてみましょう。

シャトーマルス甲州ヴェルディーニョについて

「シャトーマルス甲州ヴェルディーニョ2024」は、甲府盆地の上質な甲州ぶどうを厳選し、自然の恵みを十分に活かしたフレッシュなワインです。しっかりとした酸味と、口の中でわずかに感じられる発酵由来の炭酸ガスが絶妙なバランスを保ち、心地よい柑橘系の香りとフルーティさが特徴です。このワインは、飲むたびに新鮮さが感じられ、幅広いシーンで楽しめる辛口の白ワインに仕上がっています。

Kura Master(クラマスター)とは

Kura Masterは、日本の酒文化をフランスに紹介するために設けられた、日本酒や焼酎、梅酒、そして日本ワインのコンクールです。フランスのソムリエやワイン専門家たちが厳正な審査を行い、最も優れた日本の酒を選びます。今年初となる日本ワイン部門では、甲州に特化した審査が行われました。エントリーしていた31銘柄から、金賞やプラチナ賞を受賞する優れたワインが選ばれました。

受賞の背景

「シャトーマルス甲州ヴェルディーニョ2024」が審査員賞を受賞した理由は、パズ・レヴィンソン審査委員長が述べるように、非常にフレッシュかつフローラルな香りが特徴であり、全体のバランスが完璧であったことからでした。この賞は、日本ワインの質向上を目指す本坊酒造の地道な努力が実を結んだ結果とも言えます。今後も日本のワインを世界に広めるべく、山梨の自然と向き合い、品質の向上に努めていくと、本坊酒造の社長、本坊和人氏は語ります。

ワインの魅力と今後の展望

日本固有の白ぶどうである甲州から造られたこのワインは、世界的にも評価される可能性を秘めています。多くの人々に飲まれ、愛されるこのワインは、今後ますますその価値が高まり、世界中で親しまれる存在となることでしょう。日本ワインの造り手として、さらなる革新と品質向上を目指し、挑戦を続ける姿勢に期待が寄せられています。