読み書き困難を抱える子どもたちを支える新たな講座の開講
近年、特に学習面でのサポートが求められるようになってきた「読み書き困難」な子どもたち。こうした児童への理解と支援を深めるべく、専門的な知識を学べる「読み書き困難指導・支援講座」が、2026年度からの受講生を募集します。この講座は、ディスレクシアを含む読み書きの問題を持つ子どもたちへの指導法や支援方法を学ぶためのプログラムです。
学校や家庭での具体的な悩み
現代の教育環境では、約8%の子どもが何らかの形で読み書きに困難を感じていると言われています。この割合は、40人学級では約3人に一人。この障害は外見上では分かりづらいため、周囲からの理解が得られにくいことがあります。 その結果、「頑張っても読めない」「書けない」と一人で悩み、二次的な障害や不登校に繋がる危険もあります。
また、具体的な症状としては、文字を読むのが遅かったり、読み間違いが多く発生したりすることはもちろん、書き取りが苦手で、自分の意見を言うことはできても、書くことができなかったりする子どももいます。こうした悩みを抱える子どもたちに向けて、どのような指導が必要なのか、知識や技術を身につけることが本講座の目指すところです。
講座の内容と特徴
本講座では、児童の抱える困難を理解し、適切な指導や支援を行うための基本的なスキルを学びます。具体的には、ICTの活用法、読み書き困難のアセスメント方法などが含まれます。また、英語の指導方法にも焦点を当て、日本語と英語の両方から子どもにとっての最適な支援策を考えていきます。
この講座は、教育関係者はもちろん、福祉や医療の現場に携わる方々、そして子どもに関わるすべての大人にも役立つ内容です。
カリキュラムと受講方法
全9講座、合計約10時間のコンテンツが用意されており、受講者は自分のペースで動画を視聴しながら学べます。講座は2026年10月1日から12月20日まで申し込みが可能で、受講はお申込み後から2027年2月28日まで行えます。この柔軟なスケジュールは、学業や仕事と両立しながら力をつけるのに最適です。
受講料は22,300円(税込)ですが、現役の学生や教員、支援員の方には割引制度も設けられています。また、受講生にはオンラインでのフォローアップセミナー「読み書き支援ラボ」に無料で参加できる特典もあります。
認定NPO法人エッジの活動
この講座を提供するのは、2001年に設立された認定NPO法人エッジです。この団体はディスレクシアをはじめとする学習障害についての正しい理解を促進し、当事者やその家族を支援する活動を行っています。特に、福祉や教育分野において重要な役割を果たし、「発達障害者支援法」や「教科書バリアフリー法」などの立法にも関与してきました。
子どもたちがいきいきと暮らせる社会を目指して、エッジは啓発活動や支援者の育成を進めています。
詳細な情報や申込は、公式サイト
こちらでご確認ください。