SDGs探究AWARDS 2024における受賞
2025年3月16日に開催された『SDGs探究AWARDS 2024』で、株式会社すららネットが設けた「すららネット賞」の受賞者が発表されました。この受賞の栄誉に輝いたのは、小平市立小平第四中学校2年生の森谷美咲さんです。
森谷美咲さんの受賞作品
森谷さんが受賞した作品のタイトルは「学習困難の壁を突破!~ 得意な所からゴールを目指す アプリ開発 ~」。彼女は、自身の妹が抱える読み書きの困難を解消するために、自らの手で学習アプリを開発し、新たな学び方を模索しました。この作品は、身近な問題から出発し、問題の本質を観察し、分析する過程が高く評価されました。
社会課題の解決を考える教育
すららネットは、「教育を通じて社会課題の解決を目指す」という理念のもと、本アワードの審査を行いました。森谷さんの姿勢は、自らの家族の困難を真摯に受け止め、理想と現実のギャップを埋める努力が際立っています。彼女の熱意は、教育の本質的なあり方に深く重なります。
森谷さんの感想
森谷さんは、受賞の知らせを受けた際に「驚きました」とコメントしました。彼女は、妹の困難に対して何かできることはないかと考え始めたといいます。「SDGsには、多様性を尊重する考え方が含まれています。個性を認め合い、全ての人が公平に学べる環境をつくることが大切です。」と語り、相手の視点に立つことの重要性を感じたと振り返ります。彼女の活動は、教育の現場での個性の大切さを示しています。
SDGs探究AWARDSとは
このアワードは、未来を担う若者たちが世界の問題を「自分事」として捉え、持続可能な社会に向けた行動を考えるためのコンテストで、2019年よりスタートしました。中高生を対象に、これまでに約9,000件のエントリーが寄せられています。今年度も多くの後援を受けて実施されます。
株式会社すららネットの取組み
すららネットは、AIを活用した教育教材を提供し、発達障がいや学習障がいを持つ生徒にも学る機会を広げる企業です。教育の変革を目指し、全国の学校に対してアプローチを続けています。今後も彼らの活動から目が離せません。
結論
森谷美咲さんのように、自らの経験を通じて社会課題に取り組む姿勢は、多くの人々に影響を与えています。教育の力で社会を変えていく彼女の活動は、さらなる可能性に満ちています。SDGs探究AWARDSは、そのような未来を担う若者たちに光を当てていく重要なプラットフォームであり続けることでしょう。