中学校でのメイク体験:KISSMEメイク部の実施
株式会社伊勢半は、渋谷区立原宿外苑中学校と連携し、「眉毛ホームルーム」と「KISSMEメイク部」というメイクに関する活動を実施しました。これらの取り組みは、特に中高生にとって初めてのメイク体験となるもので、「趣味としてのメイク」を楽む機会を提供しています。
メイクの楽しさを届ける「眉毛ホームルーム」
この活動の一環である「眉毛ホームルーム」は、男女問わず参加し、自分を新たに表現することを楽しむ生徒たちが印象的でした。メイクはまだまだ校則で禁止する学校が多い中、原宿外苑中学校は伊勢半の理念に賛同し、連携を進めてきた背景があります。昨年度からの取り組みとして、全校生徒を対象にメイクの授業を実施したり、特別なイベントである「原リンピック」にメイク部を開催したりしてきました。
例えば、「眉毛ホームルーム」では、眉メイクの基本として眉マスカラを使ったアクティビティを行い、自己表現の楽しさを体験してもらいました。また、伊勢半の歴史やコーポレートブランドのメッセージについても学ぶ機会を提供し、ブランドに対する理解を深めてもらいました。
KISSMEメイク部と原リンピック
続いて実施された「KISSMEメイク部」では、メイクを通じたコミュニケーションを重視しています。特に今年度は、視覚を通じたコミュニケーションの大切さを考慮し、「手話×メイク」をテーマにした内容で構成されました。生徒たちは実際にろう者との対話を通じて、メイクに対する視覚的なアプローチを学びました。目周りの表情を活かしたメイクを体験しつつ、参加者同士で「可愛い」「おしゃれ」といったメイクの効果を楽しむ実践も行いました。
「原リンピック」は、「共生社会」をテーマにしており、地域とのつながりを重視した新たな体験型イベントです。この企画は、生徒会が中心となり、地域の人々を巻き込んで運営されています。このような取り組みにより、メイクを通じた新しい形のコミュニケーションを創出しています。
伊勢半のブランドとしての想い
伊勢半のコーポレートブランド「KISSME」では、メイクは単なるマナーではなく、自己表現の一環であるという考え方を大切にしています。これからもメイクの楽しさを伝えるため、さまざまなイベントを通じて学生たちと対話し、表現の幅を広げていきたいと考えています。
2025年にはデフリンピックも控えており、こうした取り組みはさらに重要になるでしょう。伊勢半としても、創業200年という歴史を持つ企業として、新たな挑戦を続けていくつもりです。今後の活動にも期待が寄せられています。
最後に
メイクの楽しさを学校生活の中に取り入れることで、自己表現や人とのコミュニケーションの機会が広がることを願っています。伊勢半の活動を通じて、メイクがより多くの学生にとって身近で楽しいものに感じられるよう、今後も努力を続けていきます。