新たな落石予防技術
2026-01-28 10:04:18

岐阜大学と連携した新技術「落石発生源PUR工法」のご紹介

新たな落石予防工法の誕生



近年、地震や豪雨によって引き起こされる落石災害は、全国的に大きな問題となっています。そんな中、株式会社イノアック住環境が岐阜大学と丸ス産業との産学連携で開発した新技術、「落石発生源PUR工法」が世界初の落石予防工法として注目を集めています。

この工法は、落石の発生源そのものを現場発泡ウレタンで固定化し、道路や民家などへの被害を未然に防ぐことを目的としています。従来の方法では落石が発生した後に対処する形が一般的でしたが、PUR工法はその根本的な原因である発生源を固定する新たな手法を採用しています。

開発の背景と必要性



これまでの落石防止工法の多くは、ロープ伏工と呼ばれる方法が主流であり、この方法は斜面上の浮石や転石をワイヤーロープで固定するものでした。しかし、これには岩塊同士に隙間が生じ、地震や豪雨による影響でその安定性が脅かされるリスクがありました。近年の頻発する自然災害を考慮すると、こうした従来の工法だけでは不十分だという認識が高まったのです。

新技術「落石発生源PUR工法」の詳細



「落石発生源PUR工法」の具体的な方法は、斜面に散在する転石群の空隙に現場発泡ウレタンを充填することで、複数の石を一体化させ、岩塊として固定するというものです。これにより、地震や豪雨時にも石が個別に動くことを防ぎ、落石の発生リスクを根本から低減します。また、使用される現場発泡ウレタン「フォームライトW」は、形状に応じて発泡・硬化し、不安定な石の周りの隙間を埋めることで、転動しやすさを抑制する特長があります。加えて、体積収縮が少なく、長期的な安定性も確保されています。

施工のサポート体制



イノアック住環境では、この新技術を多くの現場施工会社に広めるために、岐阜大学および丸ス産業との協力のもと、設計や施工に関するマニュアルを整備しています。設計から施工、品質管理に至るまでの標準化を進めることで、全国的に共通の基準に基づく施工が可能となり、各地の現場条件に応じた最適な導入を目指しています。これにより、落石対策の普及や安全性向上に貢献できると考えています。

イノアック住環境の使命



イノアック住環境は、イノアックグループの一員として、住宅、建築、土木、環境関連の事業を展開しており、「革新と実践」を理念に掲げています。常に斬新な発想を追求し、より安全で快適な生活環境を提供することを目指しています。

詳細な情報は、イノアック住環境の公式ウェブサイトをご覧ください。今後も、イノアックの技術開発から目が離せません。


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会社情報

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イノアックコーポレーション
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