大阪・堺で不登校児支援の拠点を持続可能にする取り組み
特定非営利活動法人 志塾フリースクールラシーナが示す理念は、選択と未来を自ら描く力を奪わないこと。堺市と富田林市で活動するこの団体は、特に不登校児童生徒やその家族の孤立を防ぐための包括的な支援に取り組んでいます。実際、近年不登校の児童数は増加の一途を辿っており、経済状況にかかわらず安心して過ごせる居場所の重要性が高まっています。これに対抗する形で、ラシーナは日中だけでなく、夕方や夜間にもサポートを提供し、「孤独」や「つながりの格差」といった深刻な社会問題に立ち向かっています。
地域に根ざした支援拠点
ラシーナには、地域に特化した3つの拠点があります。まず、城山台教室(泉北BASE)では、「よなよなハイスクール」を運営し、朝から夜までの安心できる居場所を提供。次に、富田林教室では教育と福祉を融合した支援が行われており、個別指導や放課後等デイサービスを通じて、一人ひとりに合った環境が整えられています。そして、泉北教室では、昼夜を通じた教育と夜間の支援が絶妙に絡み合う包括的な活動が展開されているのです。この3つの拠点は、それぞれの特色を生かしつつ、子どもたちの学びを支えるセーフティーネットとして機能しています。
「持続可能な支援」への挑戦
経済的理由から学びを諦める子どもがゼロになるまで支援を続けることが、ラシーナの信念です。無償または安価な事業提供を長年続けてきた彼らですが、今後は一部事業で「受益者負担」制度を導入することを決断しました。この決定は、場合によっては経済的負担が新たな障壁となるリスクも内包していますが、支援の質を維持し、あらゆる子どもに開かれた場を存続させるためにはクラウドファンディングへの挑戦が不可欠だと考えています。
目指す活動と資金の使い道
彼らが募る目標金額は500万円で、この資金はさまざまな目的に使用されます。まずは、経済的理由での利用を諦める家族をなくすためのサポートや、実践的な職業体験の充実、特性に応じた個別学習支援の向上、さらには地域における不登校に対する理解を広めようとする啓発活動への投入が予定されています。
代表のメッセージ
活動の代表である田重田勝一郎氏は、「自ら未来を選ぶ権利はすべての子どもにある」と語ります。彼は、経済的、発達的、家庭的な背景によって、その可能性が奪われてはいけないと強く主張し、地域の中でつながりを持つことの大切さを呼びかけています。彼らの支援が、子どもたちの未来を明るく照らす大きな力となることを願っています。
クラウドファンディングの詳細
- - プロジェクト名: 「ここが唯一の居場所」不登校・困窮世帯の子を守る泉北BASE。継続へ力を貸して!
- - 目標金額: 500万円
- - 実施期間: 2026年2月1日 〜 3月29日
- - プロジェクトURL: こちら
告知: 宿題カフェのイベント
泉北BASE内で「宿題カフェ 子どもの作品展示イベント」が開催されます。このイベントは、地域の子どもたちの成長を応援する独自の機会となり、多くの人々に新たなつながりを提供する場になるでしょう。開催期間は2026年3月4日から18日までで、ぜひ訪れてみてください。