Spectee、AIで防災・危機管理を革新!「メンテナンス・レジリエンスTOKYO」でデモ展示
防災テックスタートアップの株式会社Specteeは、2024年7月24日から26日にかけて東京ビッグサイトで開催される「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024」に出展し、AIリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』のデモ展示を実施しました。
『Spectee Pro』は、SNSや気象情報、自動車のプローブデータ、道路・河川カメラなど、様々なデータソースを解析することで、世界で発生する災害や危機を迅速に収集・可視化・予測することができる画期的なサービスです。リアルタイムの危機情報提供に加え、独自開発のAI技術とマップ機能により、正確で整理された情報をユーザーに提供します。
展示会では、台湾地震、能登半島地震、地政学リスクなどの具体的な事例を交え、Spectee Proが提供するリアルタイムな危機情報とその活用方法を紹介しました。
注目機能「リアルタイム浸水推定」
Spectee Proの注目機能の一つに、「リアルタイム浸水推定」があります。SNSに投稿された画像から浸水した場所や浸水の深さを特定し、降水量や地形データなどを統合的に解析することで、氾濫発生からリアルタイムに浸水範囲と各地の浸水深を地図上に表示します。
この機能は特許出願中で、既に多くの自治体や民間企業で活用されています。2024年7月15日までに350地点以上の浸水推定情報を提供しており、実地調査や衛星データとの連携による3D浸水状況再現などの取り組みも進めています。
セミナーで最新技術を公開
7月26日には、Spectee代表取締役の村上建治郎氏が「AIが変える災害対応~最新のテクノロジーで挑む防災・危機管理の最前線~」と題したセミナーで登壇しました。
セミナーでは、Spectee Proが自治体の防災や企業のBCPなど様々な分野で活用されている事例を紹介し、AIによる防災分野の革新について解説しました。
Specteeの取り組み
Specteeは、「”危機”を可視化する」をミッションに、様々なデータから災害やリスク情報を解析し、被害状況の可視化や予測を行っています。
Spectee Proは、官公庁、自治体、メーカー、物流、商社など、幅広い顧客に導入されており、2024年7月には契約数が1000件を突破しました。
2023年11月には、製造業向けのサプライチェーン・リスク管理サービス『Spectee Supply Chain Resilience』の提供を開始しました。
Specteeは、AI技術を活用し、災害や危機から人々の安全を守るための取り組みを今後も継続していきます。
Spectee Proが注目される理由
Spectee Proが注目されている理由は、以下の点が挙げられます。
リアルタイムな危機情報提供: SNSや気象情報などをリアルタイムに解析し、最新の危機情報を提供します。
AIによる可視化・予測: 独自開発のAI技術により、災害や危機発生時の被害状況を可視化し、将来の予測を行います。
多様なデータソースの活用: SNS、気象情報、自動車プローブデータ、道路・河川カメラなど、様々なデータソースを活用することで、より精度の高い情報を提供します。
幅広い業界への導入: 自治体の防災、企業のBCP、サプライチェーン管理など、様々な業界で活用されています。
まとめ
SpecteeのAIリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』は、災害や危機から人々の安全を守るための重要なツールとして注目されています。
Specteeは、AI技術を活用し、防災・危機管理分野の革新をリードしていくことが期待されています。