日本の森の恵みを活かした『ウッドデザイン賞2021』の受付開始
日本の美しい森で育まれた木の恵みを活かし、私たちの暮らしや社会を豊かにするための活動が広がっています。この度、2021年度の『ウッドデザイン賞』の応募受付が6月21日より開始されます。本賞は、木の良さや価値を消費者の視点で大切にし、建築物や木製品、ビジネスの手法、さらには技術・研究など、新たなアイデアや取り組みを広く募集する顕彰制度です。
創設から6年が経つ『ウッドデザイン賞』は、これまでに1,475作品が受賞しており、その成果を公式ウェブサイトを通じて広く共有しています。受賞作品はデータベースとしても構築され、一般の方々が手軽にアクセスできる環境が整えられています。特に優れた作品は、エレガントにまとめられた電子ブック「ウッドデザイン・ベスト・プラクティスブック」として公開され、他の作り手への刺激を与えています。
審査は、各分野の専門家によって厳正に行われます。審査委員長にはプロジェクト・デザイナーの赤池学氏、建築分野では著名な建築家・隈研吾氏が名を連ね、コミュニケーション分野には山崎亮氏が担当しています。これにより、第一線で活躍するプロフェッショナルたちによる質の高い選考が期待されています。応募受付期間は6月21日から7月30日まで。応募作品は一次審査と二次審査を経て、10月には受賞作品が発表されます。
また、受賞作品は、「エコプロ2021」と呼ばれる日本最大級の環境展示会で、表彰式や展示が行われる予定です。ここで発表される受賞作品は、木を用いて社会の課題を解決した素晴らしいアイデアやデザインの進展を示すものとなります。
応募の詳細
『ウッドデザイン賞2021』では、建築・空間デザイン、木製品、コミュニケーション活動、技術・研究分野など、幅広いジャンルでの作品を募集しています。さらに、過去の最優秀賞を受賞したプロジェクトは、農林水産大臣賞をはじめ各部門での受賞歴があり、これまでに多くの地域や文化を活性化させるきっかけを作っています。
昨年度の最優秀賞に輝いたのは『有明体操競技場』で、設計を手がけたのは日本を代表する建築会社たちです。さらに、2019年には中高層の木造ハイブリッド建築実現のための技術が評価され、社会に木の新しい使い方を提案しました。
応募方法
応募はウェブサイトを通じて行われ、審査料金は無料です。ただし、応募者は資料作成や現物の送料負担が必要です。審査委員のメッセージや過去の受賞作品は公式サイトで確認でき、皆さんからの応募を心よりお待ちしています。今後の取組みとして、「あなたのおすすめウッドデザイン」の募集も行われ、クオリティの高い木のプロジェクトを紹介する機会が増えるでしょう。
ぜひ、日本の森の力を感じさせる素晴らしい作品を世に送り出して、一緒にすばらしい社会を築いていきましょう。
お問い合わせは公式メールアドレスまでご連絡ください:
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公式ウェブサイトはこちら