思い出の詰まった制服を、未来へつなぐ
カンコー学生服株式会社と、株式会社JEPLANが運営する「BRING™」は、循環型社会の実現に向けた取り組みとして、「制服・体操服の循環型プロジェクト」を全国5自治体に拡大することを発表しました。
このプロジェクトは、不要になった制服や体操服を学校で回収し、リサイクルやリユースを通して資源を循環させる取り組みです。2023年11月にスタートしたこのプロジェクトは、愛知県や大阪府の中学校・高等学校で既に実施されています。今回、福岡市、北九州市、宗像市、沼田市、彦根市の中学校・高校にもオリジナル回収ボックスを設置し、本格的な回収を開始します。
子どもたちの未来のために
カンコー学生服は、学校制服・体操服を通じて、子どもたちの未来を育むことを目指しています。近年、環境問題への意識が高まる中、制服・体操服の廃棄問題にも課題を感じていました。そこで、環境配慮の取り組みを強化するため、資源循環の技術を持つBRING™と連携し、このプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトでは、回収した制服や体操服を、BRING™が運営する「服から服をつくる®」サーキュラーエコノミーを通じて、新たな資源へと生まれ変わらせます。将来的には、再生原料「BRING Material™」を使用した、何度でも循環できる制服や体操服の開発も目指しています。
循環型社会への意識を高める
今回のプロジェクトを通して、子どもたちは、自分たちの生活と環境問題が密接に関わっていることを実感することができます。また、回収された制服がどのようにリサイクルされ、新たな製品に生まれ変わるのかを学ぶことで、循環型社会への理解を深めることができます。
カンコー学生服は、今後も、地球環境とSDGs達成に貢献し、子どもたちの夢と学びを応援していきます。
BRING™とは
BRING™は、株式会社JEPLANが運営する、不要になった衣類を回収し、リユース・リサイクルすることで資源循環を実現するブランドです。BRING™では、回収された衣類を素材別に分別し、リユース可能なものはリユース、リサイクル可能なものは、JEPLAN独自の技術「BRING Technology™」を用いて「BRING Material™」として再生させ、新たな製品へと生まれ変わらせています。
カンコー学生服とBRING™の取り組み
カンコー学生服とBRING™は、このプロジェクトを通じて、子どもたちにとって大切な思い出の詰まった制服を「捨てる」のではなく、「循環させる」という新しい価値を創造します。そして、子どもたちが主体的に環境問題に取り組むことができるような機会を提供することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。